判定ミスをめぐる騒動が話題になっている22日のセリエA第4節、ブレッシァ対ローマの一戦で退場処分になったローマDFフィリップ・メクセスに、3試合の出場停止と1万ユーロ(約112万円)の罰金処分が下された。同選手はルッソ主審から退場を宣告されて激怒していたが、スポーツ判事から「対戦相手に対して正しくない振る舞い」をし、「退場の際に副審に攻撃的かつ威嚇的な態度を見せ、その直後に第4審判を侮辱した」として、処分が科されることになった。

さらに、スポーツ判事はローマの幹部であるジャン・パオロ・モンターリ氏とダニエレ・プラデ氏のことも処分。両者はそれぞれ、ハーフタイムや試合後、判定に対して抗議をするため、許可を得ずに審判団のドレッシングルームへ入り、審判に対して侮辱的な言葉を言ったとされている。

プラデ氏は9月30日まで、連盟におけるあらゆる活動、およびクラブを代表するすべての職務の停止を命じられ、モンターリ氏には3000ユーロ(約33万円)の罰金処分が言い渡された。さらに、試合後に「審判団のドレッシングルームのドアを殴った」として、MFシモーネ・ペッロッタにも5000ユーロ(約56万円)の罰金処分が科されている。