【NANIOの閑話休題】世界に名だたる日本の秋の味覚『柿』のあれこれ

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「柿」という名前の由来は? 「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」といえば、ご存じ近代写生句の創始者・正岡子規の句。清々しい秋の風情を感じさせますね。
 さて、そんな秋の季語でもある柿。その名の由来は、「赤い実の成る木」という意味の「赤木(あかき)」が略されたとされています。
素材屋花子
二日酔いに柿を食べろ! 古来の日本では、柿は貴重な甘味料として重宝されました。干し柿にすると、なんとその糖分は40〜70%にも達するほど。干し柿の外側に着く白いものはまさに糖分で、白ければ白いほど甘いということになります。
 他にも、ビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン(渋味の原因)、ミネラルなどを多く含んでいるため、二日酔いや風邪予防にも効果絶大。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と、昔から言われているほどです。
 さらにビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出してくれるので、酒のつまみに食べるのもよし、また、二日酔いにも有効です。
柿の葉もビタミンとタンニンの宝庫。 また、その葉にも、多くのビタミンCが含まれています。その含有量は、レモンの20倍、ホウレン草の10倍と言われます。通常ビタミンCは熱に弱いのですが、この場合のビタミンCは熱に強い、ビタミンCになる前の状態の「プロビタミンC」というもの。それゆえ、柿の葉茶として飲まれますね。
 さらに、柿の渋味成分である渋柿タンニンも含まれており、それは抗酸化作用、抗菌作用などがあります。ですから、お寿司を柿の葉で包む柿の葉寿司は、理にかなっているというわけです。
日本発、世界共通名となっている『KAKI』 柿は日本原産の果物といわれ、16世紀頃にポルトガル人によってヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸に広まっていきました。
 ちなみに、柿は英語でも『KAKI』。文字通り、日本代表の果物なんです。学名も「ディオスピロス・カキ(Diospyros Kaki)」の名で通用し、今や「KAKI」は世界中の人に愛されているんです。
(文/NANIO)

 


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