朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第九十八回目のテーマは「SMAP 上海公演中止」だ。

 尖閣諸島問題によって反日感情が爆発している中国。この状況を重く見たジャニーズ事務所はSMAPの上海公演を中止させる可能性があると発表し、差し当たっての延期措置を行った。これによって中国のSMAPファンは悲しみに暮れているそうだ。国民に罪はないが、事実日本人が中国に入国するのは危険な状態であると言わざるを得ない。

 中国との交流を断絶することは、今の日本にとってはかなりの痛手となる。先だって、山形県が中国との貿易を強化すると発表したところでもある。世界一を誇る膨大な人口の国だ。富裕層が国民の一部であるといっても、その数はかなりのものになるのである。経済的影響から考えれば無視しがたい存在だと言えるだろう。

 しかし、これ一辺倒になっている状況はあまりよろしいものではないと言えるだろう。そうして、経済面を握られるということは、食糧面を握られることと同程度に危険だと言える。実際問題、日本の食糧事情はカロリーベースで語られており、家畜飼料として仕入れている穀物類までそれに数えられているのであるからして、輸入している食品を打ち切って日本人が飢えるかと言えば、果たしてはそれはどうなのかわからないと言うことが出来る。

 そうした曖昧な食糧事情は別にして、経済面ではやはり中国が大きな存在となっているのだ。だが、近年はそれから脱却しようという動きがあるように感じられる。所謂、「自由と繁栄の弧」の成長を促す作業である。中国では近年、デモなどが起こり人件費において旨味が無くなってきている。クオリティが高いわけでもないので、他の安い人件費の国を探そうという動きがあるのは当然だ。

 ベトナムが人件費高騰を続ける中国に取って代わる生産拠点となるのではないか。そんな噂も囁かれている。しかし、この流れはひいては「自由と繁栄の弧」の強化に繋がる大事な布石となることだろう。ベトナムの労働力を使い物に出来るレベルに教育することが出来れば、そのノウハウは東南アジア内で通用する教育システムを生み出すかも知れない。そうなれば、中国だけに頼る時代ではなくなるのである。

 様々な路線を有するというのは大事なことなのだ。可能性の豊かさこそ、真の豊かさであると言える。どんなにそれが富んでいたとしても、そのひとつの道しかないのであれば、その道が閉ざされたとき、どうしようもなくなってしまう。これは逆に貧しい状態であると言うべきであろう。

 今回、ジャニーズ事務所はSMAP上海中止という形で中国に対してNOを突きつけた。そして、この流れをTVメディアが取り上げている。もしかしたら、これはちょっとしたムーブメントを起こすことになるかもしれない。それは確実に国益となるムーブメントである。一時的には中国との貿易が途絶える形となり、更なる不況に入ってしまうかも知れない。しかし、世界的不況はいまだ抜け出せていないのだ。中国だって例外ではなく不況だ。そんな状態で日本との貿易を完全に断絶というかたちを果たしてとることが出来るのであろうか。

 正に殴り合いの喧嘩。性根を据えた根性勝負である。官が当てにならないならば民間が動くしかない。本当の意味での「草奔崛起」が行われるようとしているのだろうか。もし、そうならば日本は変わる。日本人が日本人としての誇りを手に入れることが出来る時代がやってこようとしている。そんな風を感じてしまう。

 願わくばこの流れを失われること無きように。とてつもなき日本の底力を見ることが出来るように祈るばかりである。


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