朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第九十七回目のテーマは「B-1」だ。

 今週末、神奈川県厚木市にて「B-1」が開催される。B-1とはB級グルメを天辺を決める大会なのだそうだ。やきそば、うどん、カレー、カツ丼などから、ゼリーフライ、とうふちくわ膳、にくてん、カレーひっちゃく棒といった、メニューだけではどんな商品が出てくるのか解らないものまで、立ち並ぶ。

 B級グルメが1ジャンルとして確立して久しい。映画でもB級グルメというものがあるように、A級とは違い、お手軽簡単に楽しめるものが多い。グルメといえば高価なものを思い浮かべるかも知れないが、B級グルメであれば身近に感じられてしまう。そういうものだと言えるだろう。

 いわゆるジャンクフードというものもB級グルメに入る。本来ならば寿司はジャンクフードであった。今では高級寿司も出来てはいるが、回転寿司のような寿司こそ真の意味での寿司である。むしろ、そういう庶民的なものであるからこそ、寿司は国を代表する食べ物として認められているのだ。

 実際、ラーメンだって国民食に認定されているだろう。何か食べに行きたいかといえば、「ラーメン」と答える人間は絶対に5人に1人はいる。いや、3人に1人かもしれない。「寿司食いに行こう」「焼き肉行こうぜ」というのは冗談で言われることがあっても「ラーメン食いに行こう」は冗談にはならない。「じゃあ、行こうか」となるのが常である。

 当紙記者は、父の偏食嗜好の為に、幼き頃から本当の意味でのグルメというものに付き合ってきた。美食である。これは食べない。これは許さない。これもダメ。あれもダメ。その反動でなのか、何でも食べたいと感じる人間になり、事実何でも食べられる人間に成長した。ひとつ、肉に関してだけは祖父が肉屋を経営していたこともあった為に本当に良いものしか父が受けつけず、当紙記者もその気風を若干受け継いでしまっているところがある。

 某牛丼チェーン店で、漫画家の方と揉めたところの牛丼が食べられない。牛丼といえばB級の代表選手であるが、当紙記者は豚丼は食べられても牛丼は金を払っても食べたいとは思えないものである。肉が臭い。そう感じてしまうのだ。父はそうは感じないようであるからして、当紙記者の舌と鼻が少々敏感過ぎるのかもしれない。

 また同じ理由なのかもしれないが、某ハンバーガーチェーン店で、ランランルー教祖様の系列のハンバーガーを食べると、丸一日、胃に脂が残っている感じがする。外国産の肉が口に合わないのかもしれない。

 何にせよ。当紙記者が食べたいと感じるB級グルメはカツ丼である。そば屋においてあるカツ丼は何故にあそこまで美味しいのか。蕎麦を横目に食べるこってりとした味わいは格別だ。なんなのだろう。あのギャップというのだろうか。シチュエーションが、料理の旨味を増すというのはある。どんなに旨い店であっても、気分を害する雰囲気であれば、犬の餌にも劣る不味さになるだろう。

 言わば、現在、某回転寿司チェーン店は内定問題で株価がぐぐっと下がっているわけである。商品自体は拘り抜いた無添加商品であり質は良い。そのほとんどの作業がロボット化されており、味に関してはある一定のクオリティを下回ることはないと言える。しかし、人間をロボットにするような教育をしているなると味が落ちる気がする。これが人情というものだろう。

 某中華料理店もそうである。こちらも研修問題が話題になったのではあるが、その職場の物理的汚さは一度でもその内部を見たことがある人間であればあまり行きたくなくなるレベルであるという。その全てがそうではないとは思いたいが、どこの店舗でアルバイトしていたとしても一様に同一の回答が得られるというのは、つまりそういうことなのであろう。

 B級グルメには、その安さゆえの理由が見え隠れする。それがまた美味しさの理由となる「きたなシュラン」なんてものもあり、多様性が求められるところだと言えるだろう。しかし、チェーン店を果たしてB級グルメと認めていいものなのだろうか。

 当紙記者の私見であるが、チェーン店は「そこそこの味 安い価格 綺麗な店」をモットーにしていることが多い。だがB級グルメは「旨い味 安い価格 店構えは気にしない」こうであって欲しいと考えている。そうなのだ。まずは味、そして価格なのである。チェーン店はまずは価格を考え、そこから味を出来る限り一定にまで引き上げるという。この作業の違いからして、チェーン店はB級認定すべきではないといえるのかもしれない。

 やはり、グルメというからには味を第一に考えている店であってもらいたい。「この味なのに、この値段でいいの!?」や「この量なのに、こんなに安いの!?」というものをB級グルメには求めているのである。「この値段ならこの味でいいや」や「この値段だしこの量でしょ」なんていうのはB級グルメには認められない。そういう意味ではチェーン店というものはB級グルメから除外されるべき存在であると言えるかも知れない。

 明日から始まるB級グルメ大会。果たして、どの料理が天辺をもぎりとるのか。B級グルメ好きとしては、少々気になるところである。この三連休に何もすることがないという方は、是非とも足を運んでみるのもいいだろう。

 やはり、グルメというのは己で味わってなんぼの世界なのである。


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