最近の若者は恋愛に消極的だという声がよく聞かれます。なぜ消極的なのかというと、「アプローチしてフラれるのはいやだ」というのが、最大の理由だそうです。

 「恋愛とはフラれることである」

 こういったのは、作詞家の阿久悠さん。「失恋と得恋との比率は、どう考えても9対1である。だが、その9の中に思い出があったり、魂の輝きがあったり、自己の成長があったりするのである」

 女性に興味がなくてアプローチしないとか、あるいは別のことに忙しいため、その暇がないというなら仕方ありませんが、「フラれるのがいや」というのは、野球選手が「三振するのがいやだから、バッターボックスに立ちたくない」といっているようなものと、出版プロデューサーの川北義則氏も述べています。

 好きになったので声をかけてみる。しかし、フラれてしまった。がっかりする。「どこがいけなかったのだろうか」と考える。またアプローチする。この繰り返し作業は、恋愛に限ったことではありません。未経験の者が何かをやりはじめれば、最初はうまくいかないもの。だから反省し、研究し、努力もするのです。恋愛だけ、百発百中というわけにはいきません。

 「失敗すればするほど成功に近づく」という言葉があります。フラれるのも同じです。何十回とフラれ続けても、その努力は徒労に終わるわけではありません。フラれるたびに男は輝いていくと川北氏。モテ男とはフラれる経験を山ほど積んできた男たちのことだそうです。

 フラれるのがいやで恋愛に消極的な男性は、詩人テニスンの言葉を信じて、今すぐ行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

 「恋をして恋を失ったほうが、一度も恋をしなかったよりもましである」




『「20代」でやっておきたいこと』
 著者:川北義則
 出版社:三笠書房
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