朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第九十四回目のテーマは「統合失調症」だ。

 「統合失調症」を患っていたとして、何の罪もない小学校二年生の少女を包丁で刺した女性に対して無罪判決が下された。精神疾患を患っていたのだから仕方ない。それが裁判では基準とされているが、こうした事件に対して、何故統合失調症を患っていれば罪に問われないのかの説明がなされたことがないように感じられる。

 ただただ、我々が知るのは「精神鑑定をした結果」と「凄惨な事件が無罪判決になった」という二つの情報のみである。これでは納得することが出来ない。それどころか、こうした判決だけを知らせるという状況は、精神疾患を患っている方々への偏見がより強まってしまうという危険性があるのではないだろうか。

 我々が知りたいと感じている何故は、きっとそこである。この何故が解決されなければ、「統合失調症になれば人を殺しても許されるそんな危険人物が街に溢れている」という認識が世間に広まってしまっていると言わざるを得ない。それは、そのまま、本当に無実の精神疾患を患う方々への強い風当たりとなってしまうのだ。

 本当に必要な何故はなんであるのか。マスメディアは考える必要がある。視聴率が取れるセンセーショナルな情報だけを伝えていて本当に良いのだろうか。必要とされるべきは、それよりもっと深いところなのではないだろうか。

 そもそも、うつ病と統合失調症は同じ程度の患者数があると言われている。そして、軽度なものから重度なものまであるともされている。統合失調症になった方は、その大半が自殺や自殺未遂を行ってしまうというほど精神的に追い詰められる重い病であるとされている。

 統合失調症になれば、社会復帰は難しいとされ、障害者二級が完全にとれるので生活保護で暮らしていくことになるのだという。確かに健常者には理解できないほどの苦痛を抱える病のようである。軽度であれば、ほとんど健常者とは変わらないが、マスメディアは常に重度なものしか伝えない。その所為で、余計に差別は強まっていっていると言えるだろう。

 しかしだ。これは健常者の言い分かも知れない。だが、統合失調症になって犯罪を犯してもおかしくないような状況になるのであれば、残念ながら隔離されなければならないのではないだろうか。統合失調症を患ってしまった方々の自由を許すことで、健常者の命が失われるかもしれない今の状況では、このような結論に至っている方も少なくはないはずだ。

 ここで忘れてはいけないのは、統合失調症にならないと言い切れる人間は居ない。犯罪者にならないと言い切れる人間も居ない。他人事ではないのだ。今は他人事であっても、未来には他人事ではないのである。だから安易な答えに納得してしまってはいけない。

 我々はもっと知るべきなのである。もっと、こうした何故を追求すべきなのである。マスメディアはそうした情報が生み出す差別を無くすために努力する義務があると言いたい。そうしなければ、この世界の差別はより悪化の一途を辿るばかりなのだ。

 「自分は関係ない」なんてことは"絶対にあり得ない"のである。だから、常にこうした問題に対して真摯に向き合う必要があるのだ。そうした自覚が必要とされている。我々は必ずしも常に第三者ではなく当事者になる可能性があることを頭においておくべきだろう。

 そうすることで、こうした問題は解決への光が射すものである。思考停止をしてはならない。もし、思考停止をすれば、それで困るのは自分自身なのだ。そうした思考回路が必要なのではないだろうか。


*********************************************
日々命題 バックナンバー
第八十九回「ワンデーアキュビュー」
第九十回「台風9号」
第九十一回「吉木りさ」
第九十二回「アカシックレコード」
第九十三回「バイオハザード」

■関連記事
TCGに新風を巻き起こせ! 「アクエリアンエイジ」イラコン開催!!
東京ゲームショウ2010会場限定のお宝グッズ『ラブプラス ピンズ ご当地キャラ ピンズセット (イベントコンパニオン ver.)』
Wii『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』にはマリオのすべてが明らかにされる豪華特典の数々
PS3グランツーリスモ5のバグ動画?
ハイヒールで80メートルを全力疾走するだけの簡単な競技です