朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第九十二回目のテーマは「アカシックレコード」だ。

 「アカシックレコード」をご存じだろうか。ライトノベルやファンタジーノベル、或いはそれに準ずる所謂中二病全開の世界観を有する作品に登場することの多いトピックである。アカシックレコードが何かと言えば、全知のアイテムだ。この世界にある未来過去の事物事象に関する情報が記されているものである。

 アカシックレコードを手に入れることが出来れば、どんな学問も学ぶことなく全ての真実を知ることが出来る。どんな大学でも入学し放題であるし、特許も取り放題だ。はっきり言って億万長者になることなんて夢ではない。世界征服も或いは容易く行うことが出来るかも知れない。

 何故ならばこの世界にいる人の知られたくない情報を全て握ることが出来るからである。どこまでも膨らまそうとすれば膨らむ存在であるが、下手をすればチートになってしまうアイテムであり、制限をしなければ何でも解決してしまう要素にも成りうる危険因子とも言える。

 ある意味では、賢者の石というのもアカシックレコードであると同一視されることもある。賢者の石もまた全知のアイテムであるからだ。アイテムとしたものの、ある種の概念として宇宙電波で通信しその情報だけを得るという用い方をすることもある。必ずしも形がある存在だとは言えないのである。

 また、悟りを開いた状態というのは、全知の状態になると言うことであり、己をアカシックレコードの状態に持っていくと言うことでもある。そう考えると、全知というものはある意味、人類の理想であり、憧れなのかもしれない。

 以前、日刊テラフォーでインタビューを行ったネット漫画家拓須たくす氏の漫画、「オーシャンまなぶ」では神が実在する世界であり、その神の正体を最も納得できる形にしてあるが、その神は全知の存在とされている。

 そもそもに、オーシャンまなぶは作者が脳汁漫画と称し、当紙記者としてはセリフアクション漫画であると考えているものである。肉体的暴力ではなく精神的暴力がのみが通用する世界でのバトル漫画。つまり、悪口、討論、心理戦といった頭脳派バトルの連続がそこでは描かれているのだ。

 オーシャンまなぶのような世界でアカシックレコードを手に入れようものなら、その人物は確実に最強となるだろう。己は全知であるという自信は何を言われても揺るがない精神を手に入れることになるだろう。また、その言葉は世界級の重みのある発言ばかりである。まともに立ち会って耐えられる人間なんて、おそらくは居ないだろう。

 少々話は脱線してしまった。しかし、アカシックレコードとはおおよそこういうものである。中二病アイテムに関してそこまで熱くなるのはどうなのだと馬鹿にしたい高二病の方もいるかもしれないが、こうしたものを面白がれることも、人生を面白おかしく生きる為には重要なのではないだろうか。

 人生から余裕を無くしてはいけない。余裕なき人生はスタンプを押し続けるロボットと同じである。ぺったんぺったんと劣化して壊れるまで同じような一日を押し続けることになってしまうのだ。笑いを忘れてはいけない。その乙にこそ人生の醍醐味があるのだ。

 うにゃぁっと生きよう。もしくは、ふんがりぃでも構わない。なんだそれはと一笑をもしいただけたなら、それで幸い。笑っていただけなかったならば、それも一興一興。


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