数字苦手な文系人間でもカンタンに数字に強くなる方法

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 理系と文系の違い、それは大まかに言えば数字を扱うかどうかというところではないでしょうか。
 もちろん文系にも数字を扱う学問もありますが、接する機会は理系に比べればあまり多くはないはず。一方、理系は明確な指標となる「数字」を扱いながら、合理的にクリアしていきます。

 「数学なんて高校1年生のときからやってない」という文系の方も、ビジネスの世界に飛び込んだとき、数字を判断基準にしていかに合理的に意思決定ができるか、という「数字力」が問われます。
 今回は、数字が苦手な人でも合理的な意思決定ができるようになる数字の見方を、大和書房から出版されている『文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書』(久保憂希也/著)からご紹介します。


■“見るべき数字”を押さえる―企業データの中の“意味のない数字”
 よく「全国にショップを展開、今年度の売上高は、昨年度から2000億円アップの7000億円です!」という文句がPRで使われますが、これを聞いて「7000億円!?すごい!」と思った方はいますか? その方は残念ながら数字力がありません。
 売上が上がったからといって、例えば新規出店のコストがかかっていたり、人件費も上がってしまえば、利益そのものは前年度より下がってしまっているかも知れません。もちろん、売上だけを見て感情で判断するのではなく、見るべき数字を押さえて考えることが重要です。

■数字は比較しないと意味がない
 「100」という数字があります。この「100」に何の意味があるか考えてみましょう。おそらく「100」という数字があるだけでは、「100」という数以上の意味はありませんよね。
 つまり、数字は2つ並べて比較することで活用できます。また、くらべる対象は、「他社」か「自社の過去」です。業界内でどの位置にいるのか、どのくらい成長しているのか。そうしたデータを元に判断をしていきます。

■「正しい意思決定」をするための3つのプロセス
 「正しい意思決定」とは、「客観的で合理的な意思決定」、つまり誰が考えても同じ結論にたどり着いた上での意思決定のことを指します。そうした意思決定は3つのプロセスを経て行われます。

 まず、「前提を確認する」こと。例えば新商品PRであれば、誰が何のために商品を必要としているのかを明確にし、それを全員で共有すれば会議も長引かなくて済むはずです。
 続いて「他の選択肢を検討する」こと。「白(A)か黒(B)か」だけではなく、グレー(C)という選択肢あるかも知れませんよね。考えられる選択肢を出しましょう。
 そして最後に「判断材料を定量的に」表します。「なんとなくAがいいから」という理由ではなく、数字で比較検討しコストや売上実績などのデータを通して、選択肢の中から一番良いものを選びます。


 その他にも、『文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書』には著者が国税局に勤務していたときにつちかったという「数字力」を鍛えるトレーニング方法や、数字によって浮き彫りになる法則などが分かりやすく解説されています。

 文系人間にとって、数字は面倒くさいものと思ってしまいがちですが、実際に数字の扱い方だけでも頭に入れておくと、それだけで応用が効くようになり、自分の仕事がグッと楽になります。
 無駄に長い会議を回避し、業務でもスマートに意思決定できるビジネスマンを目指している方は一読の価値がある一冊です。

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(新刊JP編集部/金井元貴)


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