朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第九十一回目のテーマは「吉木りさ」だ。

 「吉木りさ」といえば、顔の黄金比率に基づく人相学において芸能界随一の美人顔とされたタレントである。ゴッドタンに出演したことが話題を呼んだようだ。「夜桜お七」という演歌を歌いこなすマルチタレントであり、自称腐女子であるという。

 吉木りささんに関してとやかく言うつもりはないが、「電車男」以降、自称ヲタクや自称腐女子を名乗る一般人が増えているように感じる。そもそも、腐女子をヲタクの女.verと勘違いしている方も多いが、腐女子は女版ヲタクではなく、BL(つまりはホモ)が好きな女子のことである。

 男性二人が揃えば確実にそのカップリングを妄想して、えへへっとなってしまうのが腐女子であり、擬人化妄想もお手の物。それだけにとどまらず、テトリスですらそういう対象にしてしまう強者までいるのである。もちろんだが、ジャニーズなんてネタの宝庫だとされる。

 本当に腐女子なのかどうか、一度考え直していただきたい。ヲタ女=腐女子ではないのだ。ちなみに漫画家"しょこたん(中川翔子さん)"やアスカの声真似を得意とするお笑い芸人"稲垣早希さん"はガチヲタであると信じたい。彼女らは妖怪をこよなく愛していると公言しており、妖怪に魅入られた人間がヲタでないはずがないと当紙記者は常日頃感じているからである。

 そもそも、ガチヲタは別段そのヲタクを一般大衆に認められたいとは思っていないのだ。むしろ、俄の参入は遠慮していただきたいと感じているはずである。ヲタクな文化というのは少数精鋭だからこそ、深く醸成された文化になり得るのである。俄参入はそれを水で薄められるような気分なのだと言いたい。

 大衆がその文化に押し寄せると大衆文化へとシフトチェンジしていくものが現れる。ブームによって味が不味くなったグルメなんて星の数ほどあるだろう。小さなコミュニティだからこそクオリティを発揮するということは大いにあるのだ。流行ればいいというものでもない。

 ヲタクというジャンルに大衆文化は入り込もうとしてきているのではないだろうか。それを行おうとして煽っているマスメディアにうつっているのは金になりそうというその一点のみである。しかし、ヲタクの文化は人を選ぶからこそヲタクの文化なのである。大衆がこの文化に馴染めるとは到底思わない。

 事実、ヲタク文化の大衆文化計画はほぼ失敗に終わったのかも知れない。マスメディアは再びヲタクを叩く側へとシフトチェンジしつつある。しかし、これでいいのだ。いくら叩かれようとも認め合う仲間がいるからこそヲタクは強いのである。蚊帳の外で蠅がいくら喚こうとも我々ヲタクにはそんなこと関係のない話なのだ。

 ちなみに真のオタクは「ヲタ」や「ヲタク」という表記を嫌うという。だが、そんなはずはない。そんな言葉を気にしているのはきっと「表記ヲタク」や「文字ヲタク」ぐらいである。そんなヲタクがいればであるが。

 そもそも、ヲタクは己の興味のあるもの以外に全く興味を示さないものである。そんな人間が「ヲタク」と「オタク」の違いを気にするだろうか。また「マニア」と「ヲタク」と「フリーク」の違いだって気にはしないはずである。

 我々は我々の信ずる道、そして、それに関する事象だけを見つめていればいいのだ。それが世界であり、それが人生である。「真性のヲタクたるもの、これぐらいのことが出来なくてどうします」だ。

 そうして究めていった道の先にのみ幸福が待っている。そう信じている。他人がとやかく言おうと後ろ指を指されようとも気にしない。我々はこれでいいのだ。


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