正社員技術者派遣のメイテック(東京都港区、西本甲介社長)は、2011年3月に大学・大学院を卒業予定の理系学生を対象に、50人の新卒採用活動を再開すると発表した。

 世界的な経済不況に伴う製造業の業績悪化によって、同社技術者の派遣稼働率は1992年のバブル経済崩壊以来の水準(67.1%:2009年8月度)まで低下。2300人超の技術者が未稼働の状態となり、最大で全国32拠点(現在は26拠点)で教育訓練を実施していた。また、2010年4月の新卒採用も同社が新卒採用を開始した1976年以来初の休止となっていた。

 今期に入り、製造業からの受注・契約件数も徐々に増えはじめ、同社の派遣稼働率も80%超(2010年7月度)まで回復し、未稼働技術者数も1300人以下となっている。

 同社では、戦略的に来期以降の成長に向けた布石を打つ機会と捉え、2011年3月卒業予定の理系学生を対象にした新卒採用の再開を決定し、9月から採用活動を開始する。

現金給与5カ月連続で増加、残業も7カ月連続で増加
求人広告件数 4カ月連続で増加、全地域で前年を上回る
新任役員「営業力の強化」「人材の確保」で業績回復を目指す

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