アルゼンチンは７日にスペインと親善試合を行うが、リオネル・メッシとカルロス・テベスらの攻撃陣が世界王者を迎え撃つ試合、ただのフレンドリーではすみそうにない。

セルヒオ・バティスタ暫定監督が率いるアルゼンチンは、W杯でドイツに４−０と惨敗したときとは見違えるプレーをしたいと望んでいる。

メッシ、テベス、そしてディエゴ・ミリトが前線でチームを引っ張るが、ディエゴ・マラドーナ前監督がW杯に招集しなかったハビエル・サネッティ、アンドレス・ダレッサンドロ、エステバン・カンビアッソらも重要な役割を任されることになりそうだ。

バルセロナでメッシのチームメートのガブリエル・ミリトは、「素晴らしい試合になるよ。なんといったってW杯に優勝したばかりのチームと対戦するんだからね」と期待を込めた。

リバープレートのスタジアム、エル・モヌメンタルで行われる試合で好結果を出せれば、バティスタ監督は、来月、マラドーナの後任を決定するアルゼンチンサッカー協会に好印象を与え、正式な就任を確実にすると言われている。

アルゼンチンは５日、ブエノスアイレス郊外エセイサにあるスタジアムで非公開の練習を行った。一方、アンドレス・イニエスタ、イケル・カシージャス、ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレスらが顔を揃えたスペインはボカジュニアーズのスタジアムで練習した。

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