4日公開されたサーキットの様子

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F1韓国GPを主催するKAVOは4日、韓国のコリアインターナショナル・サーキット(KIC)を初公開した。完成が危ぶまれた韓国GPのサーキットだが、開催50日を前になんとか光が見えてきたようだ。

KAVOによると、コリアインターナショナル・サーキットは全長5.615キロメートルのF1専用コースと、全長3.045キロメートルの常設コースで構成され、レースの種類によって使い分けが可能。特に全長5.615キロメートルのコースは、韓国の自動車競技場の中で最も長いだけでなく、世界でもトップクラスの規模を誇るという。

どれくらいトップクラスかと言うと、ベルギーのシルキュイ・ド・スパ=フランコルシャンが最も長い7.004キロメートルで堂々の第1位。次いで日本の鈴鹿サーキット(5.807キロメートル)、イタリアのモンツァ・サーキット(5.793キロメートル)となるので、韓国は世界で4番目、アジアで二番目の規模となるそうだ。

さらに直線区間の長さは世界最長を保有。また、多くのサーキットが時計回りなのに対し、韓国はトルコ、ブラジル、シンガポール、アブダビと同様、反時計回りの設計となっている。

デザインはヘルマン・ティルケが担当し、韓国側の「韓国の伝統的な美しさを生かしてほしい」という要望に答え、メインスタンドなどに韓国的な要素を取り入れたという。KAVO側は「現在は全体の90%以上が完成した状態だ」「電子設備や仮設観覧席の設置、インテリアや景観の整備など仕上げの段階だけが残っている」と自信を見せており、韓国国内でも期待が高まっている。

しかし、公開された写真や動画を見ると、まだ路面の両脇からは土が見えている状態。10月までにサーキットは無事完成するのか…「韓国GP中止」の声はまだ完全払拭とはいかないようだ。F1韓国GPは10月22〜24日開催。


参照:F1韓国GPでサーキットラン…D50期待感高まる - newsis
参照:D-50、韓国最初の「F1サーキット」ついに公開 - MTニュース
参照:コリアインターナショナル・サーキット、行程率90%以上 - 聯合ニュース


(文:林由美)

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