韓国の朝鮮日報によると、ソウル西大門のチンジルバン施設で26日、留学生30人あまりが裸でチンジルバンに入ろうとして職員に止められるという騒ぎがあった。

チンジルバンは、室温40〜50℃の岩盤温熱(岩盤浴)室や軽食コーナー、マッサージなど、さまざまな施設が充実したスパに似た温浴施設である。男女共同で利用するので、普通は専用着を着て複数ある岩盤室に自由に出入りするのだが、初めてチンジルバンに訪れた留学生たちは、単純にお風呂に入るものと勘違いし、裸で脱衣所から岩盤室に入ろうとしたようだ。

留学生らは、8月初旬に延世大学経営専門大学院の1年5カ月コースのMBA(経営学修士)課程に入学した学生たちで、騒ぎのあった日は学校側がヨーロッパやアジア、アメリカなど16カ国の学生のために行った韓国文化体験の教育時間内だった。

今後も学校側は、チンジルバン体験のほか「サムギョプサル(豚の三枚肉の焼き肉料理)食事会」や「爆弾酒文化(2つの酒を混ぜて飲む)」なども特別講義として準備しているという。

将来、韓国で就職をした場合に経験するであろう韓国文化を体験させることで、ビジネス知識だけではなく、韓国の特性も理解した人材を育成するのが狙いのようだ。

ネチズンたちは「爆弾酒は海外でも面白い韓国酒文化として知られている」「外国人にチンジルバン体験?いいんじゃない」などとコメント。賛成の意見と共に「爆弾酒はいいけど、酒に酔って起こす醜態がね〜」「お酒を無理やり飲ませたりする酒文化は改善しないとね」というコメントもあった。

海外で生活するには、その国の文化を理解する必要がある。チンジルバンでちょっとした騒ぎはあったものの、参加した学生もこの文化体験には満足したようだ。


参照:延世大学グル―バルMBA留学生たちの異色文化体験 - 朝鮮日報


(文:林由美)

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