「恋は盲目」という言葉があるように、恋には心のブレーキをかけさせない魔力がある。台湾台北市で36歳の女教師が15歳の学生と恋に落ち、学生の母親に訴えられるという事件が起きた。女教師は、学生と性的関係を持ったことを認めたが、学生とは別れたくないという。裁判所は、互いの恋愛感情から性的関係に発展しており脅迫などはなかったことから、十六歳以下少年性交罪として女教師を懲役8ヶ月の刑に処した。

当時、台北市の小学校に勤務していた女教師は、バドミントンが好きで、よく放課後に学校の近くに住む男子学生とバドミントンをしていたという。そんな日々の中で、お互いに恋愛感情が生まれ、親密な関係になっていったようだ。

女教師の供述によれば、男子学生からの度重なる要求を拒みきれず、今年の2月に初めて性的関係を持ってから、4月に学生の母親が気付くまで、互いの家で計8回性行為が行われたという。

今年4月、たまたま息子の携帯電話を見た母親は、そのラブラブメールに気付き息子を追及。メールの相手が母親でもおかしくない年齢の女教師であることを知り、通報した。

女教師と男子学生は取り調べの際、「社会的に許されない恋だとしても別れる気はない」と、互いを想う気持ちの強さを伝えているが、学生の母親には和解する気がないという。検察側は開廷時に“2度と会わない”ことを要求したが、女教師は罪は認めたものの、「彼を裏切るような承諾はできない」とし、要求には応じなかった。検察官は、女教師が再び男子学生と性行為に及べば、それは違法であり検察は見過ごすわけにはいかないとし、上訴も考える姿勢を示している。

年齢や立場に関係なく想い合えるのは素敵なことだが、純愛といえども犯罪。大人であり教育者でもある女教師は、学生を正しく導くべきであった。相手を想う気持ちがあるならなおさらである。今も昔も変わらず生まれる教師と学生との恋。教師の心の成熟度が鍵であると言えよう。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

【関連記事】
親の運転中に後部座席でキス。中3と関係を持った女教師の末路。
親に引き裂かれた恋人と40年後に結婚!
14歳少女をレイプした罪で懲役8年半の判決
女性教師が男子生徒(16)をセクハラした容疑で逮捕
5歳の男の子にセックスを強要、ビデオ撮影した女性に終身刑!
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!