あわや大惨事…韓国軍が観光地に爆撃ミサイル誤発射

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スキー場やゴルフ場、大型娯楽施設が集まる江原道洪川郡(カンウォンド、ホンチョングン)の大明リゾートに、韓国軍の迫撃砲弾が落下した。あわや大惨事の事故だったが、けが人などはおらず、避難処置もとられなかった。

ミサイルが落下したのは、洪川大明リゾートスキー場のロープウェイ付近。27日午前10時50分ごろ、スキー場近くの射撃場で訓練中だった陸軍の部隊が、4.2インチの迫撃砲弾を射撃場から誤発射した。幸いにもミサイルは、スキー場のロープウェイとロープウェイの間を通って渓谷に落ち、無人のゴンドラ1台のガラスが破損しただけで、人命被害はなかった。

しかし、このゴンドラは無人だったものの、スキー場や隣接するゴルフ場には多くの旅行客が訪れていた。ゴルフを楽しんでいたという旅行客は「パー3ホールでラウンドしていたら、ロープウェイ側から『バーン』という轟音が聞こえてきて、通報した」と話している。

別の客もテレビのインタビューに「何の事故が起きたのかと思うほど音が大きかった。バーンってあっちの方で。爆発する感じ」と話し、コンドミニアムの宿泊客たちもこの音を聞いたという。

だが驚くべきは、リゾート会社側の対応。砲弾が落下したことが分かった後も、この事実を隠して営業を続行。ゴンドラのガラスが破損する事故が起こっていたにも関わらず、リゾート会社はそのままゴンドラを運行させ、宿泊客や施設利用客たちにも何の注意や説明も行わなかった。

リゾート会社の関係者はテレビの取材に「私たちが出て行って説明したからといって良い事はないでしょう。私たちの立場としては出ない方がいい。射撃が中止されたというから、正常営業したんであって…」と弁明。しかしこれにはテレビのアナウンサーも「誤発射も問題だが、業者は事故を隠し利用客の安全を後回しにした」と非難している。

この誤発射について、韓国軍当局は「スキー場から4〜5キロメートル離れた梅峰山射撃場で、陸軍の某部隊が砲射撃訓練中、発射したものと確認している。詳しい経緯については調査中」だという。



参照:江原道スキー場に「迫撃砲弾」落ち爆発 - YTN
参照:江原道洪川スキー場に迫撃砲弾落ちる - 世界日報

(文:林由美)

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