ボローニャのフランコ・コロンバ監督が29日午前の練習後、指揮官の職を解任された。ボローニャは30日にインテルとのセリエA開幕戦を迎えるが、この一戦はユースチームのマニャーニ監督が指揮を執るという。ボローニャのセルジョ・ポルチェッダ会長は指揮官解任の理由について、次のように説明している。

「我々がクラブの経営をするようになったとき、コロンバは我々のプランに入っていなかった。それから彼のことを知り、良い人間だということが分かって、再び信じたんだ。だが、進むにつれて、我々は彼が完全に我々との3年計画に沿ってはおらず、選手たちに関する我々の考えに同意していないことが分かった」

「別れるときの責任は分かち合うものだ。だが、チームに対して彼が疑っているのが気に入らなかった。その上で、彼が別のチームに呼んでもらえるよう、開幕前に解任することを決めたんだ。今晩は眠れなかったよ。この選択を辛く思っている。彼と一緒にスタッフも去るが、GKコーチとトレーナーは残留するよ」

後任候補にはマリオ・ベレッタ監督の名が挙げられ、ボローニャはコンタクトをとっていた。だが、プロチェッダ会長はこの日、「セリエAの経験があるイタリア人監督が後任となる。アルベルト・マレザーニは考慮している指揮官の一人だよ。我々はすでに選んでおり、水曜に正式発表するだろう。すべての選手たちと同意できる、技術・戦術的に良い指揮官となるはずだ」と明かしている。