ウケるスピーチ3つのコツ

写真拡大

 原田マハさんの小説『本日は、お日柄もよく』(徳間書店/刊)は“スピーチ”を題材にした青春小説。ひょんなことから伝説のスピーチライター久遠久美(くおんくみ)と知り合い、彼女の仕事を手伝うようになった主人公のこと葉が、選挙やビジネスの現場でのスピーチを通して言葉の持つ力に目覚め、一人の人間として成長していく、というストーリーです。
 この作品、物語の展開も軽妙で面白いのですが、聴く人を惹きつけ、感動させずにはおかない名スピーチをするためのコツがわかることも大きな魅力です。
 今日は作中に登場する「スピーチの極意十箇条」の中から、すぐにでも実践可能なものを3つほど紹介します。

■スピーチは「目指すところを明確にする」
 政治家の演説・スピーチでよく目にするのが、内容を詰め込み過ぎて結局何が言いたいのかわからなくなってしまっているもの。
 例えば、友達の結婚式なら「夫婦の新しい門出を祝福する」という目的があるわけですから、その目的にそぐわない余計な内容は極力入れない方が得策です

■話し始めるのは聴衆が静かになってから
 緊張のあまり、マイクの前に立った瞬間にもう話し始めてしまう人も多いです。
 しかし聴衆がざわついている間に話し始めると、こちらの声に耳を傾けてもらえません。
 せっかく考えたスピーチなのですから、マイクの前に立ってから少し間をおいて、聴衆が静かになってからスピーチを始めましょう。
 まず5秒、それでもだめなら10秒、まだダメなら15秒、というように5秒刻みで松といいでしょう。どんなに騒がしい会場でも15秒待てばたいていは静かになるものです。

■視線は固定しない
 話す内容を忘れてしまわないようにスピーチ原稿を用意するのはいいことですが、話している間中、視線が原稿に釘づけではせっかくのスピーチの魅力が半減してしまいます。
 スピーチの際は会場をまんべんなく見渡しながら、聴衆に語りかけるように話しましょう。原稿は全文暗記がベターです。

 友達の結婚式や会議など、人前で話をする機会は誰にでも一度や二度は巡ってくるもの。
 そんな時に「私なんて無理だよ!」としり込みしてしまうのは勿体ないことです。
 自分自身が成長するチャンスだと思って、頼まれたら積極的に引き受けてみるといいかもしれません。
(新刊JP編集部/山田洋介)


【関連記事】 元記事はこちら
会話の間が持たない人のための3つの方法
職場の印象は挨拶プラスアルファであげる
子供との会話はキッチンで料理をしながら―新しいコミュニケーションスタイルを提案するレシピ集に挑戦!

【新刊JP注目コンテンツ】
ホリエモンの処女小説です!(新刊ラジオ 第1217回)
バカが取るべき行動の奥義だ!(新刊ラジオ 第1216回)