ユヴェントスに所属するMFクラウディオ・マルキージオは、自身の『Facebook』を通じて、クラブの契約延長交渉が遅れていることを明かし、現状への不満をアピールした。

これについて、ユヴェントス側は25日、「マルキージオはクラブの財産です」と公式声明を出し、事態の鎮静化を図っている。

ユヴェントスを率いるルイジ・デルネーリ監督は同日、記者会見で今回の件について説明した。

「クラブはマルキージオとの契約を延長することについて、隠れようとしているわけではない。相互の理解を深めているところだ。紙の上での小競り合いにすぎないよ」

ユヴェントスはこの日、リヴァプールからMFアルベルト・アクイラーニをレンタルで獲得したことを正式発表しているが、ポジションが重なるマルキージオとの関係はないそうだ。

デルネーリ監督は、「二人の特徴は似ているが、一緒にプレーできると思っている」とコメントした。

なお、新戦力のアクイラーニは、1年間のレンタルでユヴェントスに加入することが発表されている。シーズン終了後に完全移籍のオプションを行使する権利があり、ユヴェントスが1600万ユーロ(約17億5000万円)を支払うと、完全移籍が成立する。