ユヴェントスの大株主である『フィアット』のジョン・エルカン社長が、インテルのマッシモ・モラッティ会長の発言に対して厳しい反論を見せた。モラッティ会長は先日、「多国籍であることは試合を買収するよりもマシ」と発言し、ユヴェントスのことを辛辣に“口撃”していた。

モラッティ会長の発言に、エルカン氏はユヴェントス内の恒例の親善試合の場で、「彼ら(インテル)はずっと負けることを知らなかった。だが何よりも、彼らはまだ勝つことも学んでいない」とコメント。さらに、ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長も「モラッティ会長は自分の成功を喜ぶことを学ぶべきだ。彼の言葉は間違いなく無駄なものだった。 マーケット?現時点で我々は最高の結果を出している。マロッタ(ゼネラルマネジャー)に最大の信頼を感じているよ」と語った。

これらユヴェントス側の発言は、モラッティ会長を驚かせたようだ。インテル側から伝えられた情報によると、モラッティ会長は特に、自らのコメントの中でユヴェントスの名前を出していないにもかかわらず、ユヴェントス側のトーンに驚いているという。

なお、ユヴェントスはMFアルベルト・アクイラーニが24日にメディカルチェックを終えた。結果は良好なもので、選手は25日にクラブオフィスで契約書にサインをする予定となっている。