【Gamescom】「ゼルダ」に連日長蛇の列、楽しい雰囲気の任天堂ブース。

写真拡大

欧州最大のゲームイベントとして知られる「Gamescom 2010」が、8月18日から22日までの日程で、ドイツのケルンで開催された。「ニンテンドー3DS」などがお披露目された6月の「Electronic Entertainment Expo(E3)」(米ロサンゼルス)のような派手な発表はないと事前に噂されていたものの、“欧州最大”の雰囲気を実際に肌で感じるべく、今回ナリナリドットコム編集部は同イベントを訪問。会場の様子などをお伝えしていく。

「Gamescom 2010」が開催されたのは、ドイツ西部にある都市ケルン。このイベントは、以前は「Games Convention」の名称でドイツ国内の別の都市で開催されていたが、ゲーム業界団体Bundesverband Interaktive Unterhaltungssoftwareが「Games Convention」から離脱、昨年から「Gamescom」の名称でケルンで開催されているものだ。まだ2回目ながら、昨年は24万人が来場した世界最大級のゲームイベントとなっている「Gamescom」には、今年も世界各国のゲームメーカーが新作を携えて出展。会場にはヨーロッパのゲームファンが大挙して来場し、大盛況にして華やかなイベントとなった。


◎「Gamescom 2010」に突撃

会場のケルンメッセには朝イチで訪れたものの、そこには開場を待ち望む来場者が大行列。そしてしばらく行列に耐えた後、待ち続けた何人ものゲームファンが、驚きの目を向ける「Gamescom」スタッフを尻目にもの凄い勢いで思い思いに目的のブースへと走る走る……と、日本の各種イベントでも見られる光景が広がっていた。


◎素敵な空間の任天堂ブース

最初に向かったのは任天堂のブースだ。会場の入り口から最も遠いホールにあるにも関わらず、到着して早々に人でいっぱいになるその様相は、ヨーロッパでの任天堂の人気を如実に表していると言えるだろう。入場者の平均年齢が高め(目算値 30歳前後、男女比7:3程度)と思われる中で、男女の別なく、すべての年代、客層で埋め尽くされるブースは、まさにゲームと共に歴史を刻んできた任天堂のブランドならではだろう。

ちなみに、初日にはマリオのコスプレイヤーに対して、特別なプレゼントを贈呈するイベントを実施。多くのマリオが任天堂のブースに勢揃いし、それを周囲の観客が愛情を持って見つめる光景は、ユーザーとメーカーの幸せな関係そのものに思えた。

出展作の目玉は「ゼルダの伝説」シリーズの新作「The Legend of Zelda:Skyward Sword」。すでに「E3」の任天堂カンファレンスで発表され、同イベントにプレイアブル出展されていたが、「Gamescom」でも試遊台が設けられ、最大3時間待ちの行列を作った。実際に体験してみると、剣の振り方や盾の使用などから感じられるWiiの持つ操作の自由度の高さや反応の良さなど、満足感は間違いなくシリーズ最高だ。最も重要な点はそれがさほど難しくなく、初心者でも感覚的にプレイできるところだろう。連日長蛇の列が引きも切らないのも頷ける。

また、「カービィ」シリーズの最新作「Kirby's Epic Yarn」の実演も行われ、ブースのスタジオでは2人同時プレイを楽しむ人たちの姿も。ほかに「Donkey Kong Country Returns」や「メトロイド Other M」なども、訪れた人たちを楽しませていた。

そして印象的だったのは、それをサポートするスタッフたち。人数も多く、全員が明るい&優しいスタッフで、ブース全体の楽しい空気感を演出していた。また、女性スタッフには専属のメーキャップが付いていて、メーク直しなどを談笑しながら行うシーンもチラホラ。そんなメリハリ感がまたブースの雰囲気を楽しいものにしているようだ。

(つづく)