インテルは21日に行われたイタリア・スーペルコッパでローマと対戦し、3−1の勝利を飾った。昨シーズンに三冠を達成していたインテルは、新シーズン最初の公式戦で勝利を収め、また新たなタイトルを手にしている。

今シーズンからインテルを指揮するラファエル・ベニテス監督は、試合後に喜びのコメントを残した。

「とてもうれしいね。チームは失点してしまったが、その後に素晴らしいリアクションを見せて、自分たちの特徴を示してくれたね。このタイトルは、ファンのものであり、選手のものであり、クラブのものだ。みんながよくやった。我々にとって、今シーズン初の公式戦だ。暑さが戻ってきたこともあるし、簡単ではなかったね」

また、インテルのマッシモ・モラッティ会長も、ベニテス新監督の初陣に満足しているようだ。『インテル・チャンネル』のインタビューで、以下のように語っている。

「クラシックなインテルの試合だった。ただ、勝利はチームに自信を与える。ベニテスは守備陣に、もっと高い位置にいるよう要求していた。最初の数試合は、機能しないところがあってもおかしくないだろう。最終的には、すべてが機能しなければいけないけどね」

「お祭りムードに慣れないことは大事だ。それが大きな力になるからね。これから、ヨーロッパのスーパーカップがある。対戦相手のアトレティコ・マドリーは難しい相手だから、簡単な試合にはならないだろう」