21日、阪神甲子園球場で開催された第92回全国高校野球選手権大会決勝戦は、沖縄・興南が、神奈川・東海大相模を13-1で下し、史上6校目の春夏連覇を達成した。

同日深夜放送、TBS「S1」では、興南高校出身の元ボクシングWBA世界ジュニアフライ級王者・具志堅用高氏がゲストで出演、喜びの声を挙げた。

「ありがとうございます。本当にありがとう。ご苦労さん」と満面の笑みを浮かべる具志堅氏。高校時代の興南野球部について訊かれると、「私、野球部入ったら、お前ダメだって言われたもん。小さいから。いらないって言われたもん。個人競技っていうの?身体小さいから(ボクシングで)モスキート級でやれって」と語り、当時一度は野球部への入部を希望していたエピソードを明かした。

その後も、「今日は本当に良かった。今日はこっちくるまでずっと電話ですよ」、「甲子園で13-1っていうのはあるんですか? 13っていうのは、俺も13回防衛だから。それ、いいたかったです」と上機嫌の具志堅氏、野球解説者・槙原寛己氏も、島袋洋奨投手について「甲子園の決勝で力を出せる。松坂投手もそうだったじゃないですか。決勝でノーヒットノーラン。気持ちの強さ。本当に疲れていたと思うんですけど、そういうのが出せる。性格的にもプロ向きじゃないですか」と絶賛した。