リヴァプールに所属するFWディルク・カイトは、インテルの選手になる可能性が高そうだ。オランダ『Telegraaf』は、インテルとリヴァプールがカイトの移籍で合意に達するだろうと伝えた。今シーズンからインテルを率いるラファエル・ベニテス監督は、昨シーズンまでリヴァプールを指揮していたが、そのときの教え子との再会を目指している。

リヴァプールは19日に行われたヨーロッパリーグでトラブゾンスポルと対戦していた。しかし、カイトはピッチに立っていない。インテルでチャンピオンズリーグ出場選手に登録するため、カイトの起用を見送らせたと考えることもできるだろう。

一方、インテルのライバルであるミランには、強力ストライカーが加入する可能性が残されている。バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチだ。

同選手の代理人であるライオラ氏は19日、イブラヒモビッチの残留を明言していた。しかし、チームの指揮を執るペップ・グアルディオラ監督は、イブラヒモビッチ放出の可能性を否定していない。

20日、記者会見に臨んだ指揮官が、スペイン報道陣にイブラヒモビッチの去就について問われると、「話すかどうかは私が決めることだ。それがみんなの冷静さを保つ上でいいことだろう」と答えた。そして、イブラヒモビッチの残留は確実かという質問について、「ノーだ」と返事をしている。

同指揮官はさらに、「これから新たな選手が加入する可能性はある」と話した。これがインテルも獲得を狙っているリヴァプールMFハビエル・マスチェラーノであることは十分に考えられるだろう。