渡辺奈緒子が体当たり演技(C)2010「nude」製作委員会

写真拡大

元AV女優・みひろの半生を描いた映画「nude」のマスコミ関係者向けの試写会に、女性の読者モデルやタレントが配給側の想像を上回るほど来場し、異様な盛り上がりをみせていることが分かった。

同作は、今年6月にアダルトビデオ業界から引退したAV女優のみひろの、今まで語られることのなかったAV女優の道を選んだ真相や強い決意、不安や葛藤(かっとう)をつづった私小説を映画化した。共同で配給するアルシネテランとハピネットでは、男性の記者、編集者、ライターの来場を80%前後と想定。しかし、これまでに6回行われた同試写会の累計来場者数403人のうち、女性来場者は207人にのぼり大方の予想を覆している。

製作、配給側は、当初から男性向けの映画と思われることを懸念していたが、現段階ではその不安は杞憂に終わりそうだ。女性来場者の30%近い約60人は芸能事務所に所属するタレントや読者モデル。主演の渡辺奈緒子扮するみひろと、芸能界で活躍するために努力する自らの姿を重ね合わせたのか、上映後には涙ぐんでいる姿も多く見られた。

ひとりの女性が悩みながらも夢に向かって突き進んでいく生きざまを描いているだけに、製作サイドは多くの女性に作品を届けたいと切望してきた。それだけに、同試写会に多くの女性が足を運んでいることに、関係者は大きな手ごたえをつかんでいる。

「nude」は、9月18日から全国で公開。