1989年に出版されて以来、全世界で2,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けているスティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』。日本でもビジネス書としては異例の140万部を突破し、同書を手に取ったことがある人も多いのではないでしょうか。

 大学教授だったコヴィー博士は、米国の建国以来200年間に書かれた成功に関する著作物を調査し、その結果、成功に関する共通点を導き出し「7つの習慣」としてまとめました。

 それは、会社・家庭・人間関係など私たちの人生のすべての大切な側面を取り上げ、激しい変化の時代にあって充実した、人間らしい生活を営むための成功哲学、人生哲学を示してくれます。簡単にその全体像を紹介すると、次のようになります。

●第一の習慣「主体性を発揮する」
自己責任の習慣。今の自分は自分の選択の結果です。逆の考え方は、うまくいかないことを他人や組織、環境のせいにし不平や不満を言い続けること。自分が出来ることに集中し、自らの力で結果を出すのが主体性です。

●第二の習慣「目的を持って始める」
自己リーダーシップの習慣。目的を持って始めるということは、目的地をハッキリさせてから旅立つこと。人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始めれば自分にとって何が本当に大切なのかをベースに、今日の行動、明日の行動、来月の行動を計画することができます。

●第三の習慣「重要事項を優先する」
自己マネジメントの習慣。私たちは緊急事項に振り回されることが多々あります。でも緊急だからと言って必ずしも重要とは限りません。緊急ではなく重要なことに時間を投入することが大切。すると、緊急且つ重要なことは徐々に減っていきます。

●第四の習慣「Win−Winを考える」
人間関係におけるリーダーシップの習慣。世の中、競争時代。しかし人間関係においていつも相手を負かし、自分が勝っていたらどうなるでしょうか? 特に大切な人との関係においては、いずれはその人との関係は破綻してしまいます。

●第五の習慣「理解してから理解される」
人間関係を築くコミュニケーションの習慣。私たちが抱えている問題のほとんどは、コミュニケーション不足に起因します。自分の意見ばかり主張し、相手の意見を聞かなかったら問題解決に至るでしょうか? 問題解決は相手を理解し、聴くことから始まります。

●第六の習慣「相乗効果を発揮する」
人間関係からシナジーを創造する習慣。第四の習慣では相互のWinを考えました。第五の習慣で理解し合え、お互いの違いも解りました。その違いを排除するのではなく、違いをチャンスと捉えて第三案を探し出せれば、誰もが満足する結果を得られます。

●第七の習慣「刃を研ぐ」
自己再新再生の習慣。第一から第六の習慣を自己研鑽する習慣です。知的、肉体、精神、社会的側面を常に磨いていきます。

 以上が「7つの習慣」の全体像です。このように見てみると至極あたりまえのことのように思えますが、自信を持って「実行できている」と胸を張れる人は意外に少ないのかもしれません。

 自己啓発を促してくれる『7つの習慣』は、一度読み終えたら本棚にしまっておく本ではなく、繰り返し読み込みながら自分自身に吸収させていく書籍です。そんな同書が8月20日から29日までネット上で全文が無料公開されます。

 一度読んだことがある人はもう一度読み返す、まだ目を通したことがない人は『7つの習慣』に触れてみる絶好の機会です。8月30日には「週刊ダイヤモンド」でコヴィー博士のインタビューを含む30ページにわたる特集も掲載されます。両方あわせて活用すれば、あなたの中で間違いなく何かが変わるはずです。

【全文無料公開の概要】
期間:8月20日〜8月29日
公開先URL:http://diamond.jp/go/pb/7habits/index.html
※第一の習慣から第七の習慣までが段階的に無料公開されます



『7つの習慣』
 著者:スティーブン・R. コヴィー
 出版社:キングベアー出版
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