新刊JP編集部が選定『これであなたもモテモテ!? 持ち歩いているだけでカッコよく見える3冊』
 世の中にはあんな本やこんな本、いろんな本がある。そのテーマも十人十色。「感動したい本が読みたい!」「思いっきり怖い本を味わいたい」と思っても、 どんな本を選べばいいのか分からない! とお悩みの方も多いはずでは?
 そんなときにあなたの味方になるのが書店員さんたちだ。本のソムリエ、コンシェルジュとしてあなたを本の世界に誘ってくれる書店員さんたち。
 そんな彼らに、テーマごとにお勧めしたい本を3冊答えてもらうのが毎週水曜日に配信する、この「わたしの3冊」だ。 【「わたしの3冊」バックナンバーはこちらから】

 夏真っ盛りの8月のテーマは『これであなたもモテモテ? 持ち歩いているだけでカッコよく見える3冊 』。
 今回は夏休み特別企画ということで、「自分たちも選んでみたい!」と言っていた新刊JP編集部のメンバーが3冊を選定。実はかなりハードルの高いこのテーマにどんな3冊を紹介するのか?


◆『ブエノスアイレス事件』

著者:マヌエル・プイグ、翻訳/鼓直
出版社:白水社
定価(税込み):998円

人前でも周囲を気にすることなく、自分のまま振る舞えるのが羨ましいという気持ちから、エキセントリックな人を見るとついつい見入ってしまう。
エキセントリックな人間というのは、良くも悪くも極端な人間で、身の回りから遠ざけたい存在であると同時に憧れもする。
偏執、偏愛、偏屈、盲信・・・
こんな属性を持つ人間との距離は、本の中の登場人物と読者くらいが心地いいのかもしれない。
そんな理由で持ち歩いております。(山田)


◆『今夜、すべてのバーで』

著者:中島らも
出版社:講談社
定価(税込み):560円

ある出版社の人にお勧めの本を聞いた時に教えてもらったのがこの本。タイトルからすでにかっこいい感じがしますよね?
アル中で病院に担ぎ込まれた男の闘病生活を綴っています。本当にどうしようもない男の闘病記なのですが、時折り出てくるセリフにはっとさせられたり、とにかく深いなぁという感じ。何度読んでもじわりと新しい面白さが伝わってきます。ぜひポケットに入れて持ち歩いて下さい。(川口)


◆『金閣寺』

著者:三島由紀夫
出版社:新潮社
定価(税込み):580円

「美」に彩られた人やモノはとにかくカッコイイ。その「美」を体現する建物といえば、日本を代表する建築物「金閣寺」である。
三島由紀夫が描く「金閣寺」は圧倒的に美しい。その日本語たるや素晴らしく美しいし、その日本語で書かれた金閣寺は、それはもう圧倒的なのだ。
こんなに繊細で美しく、暴力的で、そして何よりも金色に輝くカバー(新潮文庫の100冊 2010の限定カバー)に彩られたカッコイイ一冊。
こんなの持ち歩いて読んでいたら…ああ、これしかない。(金井)


次週は書店員さんがお勧めする3冊をご紹介します!乞うご期待!


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