“Case Closed”

 これは日本で絶大な人気を誇るマンガの英語タイトルなのですが、ご存知でしょうか。 直訳すると“事件が終わった”という意味で、あの名探偵が活躍するマンガです。(答えは一番下に!)

 さて、私たちが普段読んでいるマンガ。もちろん世界でそれぞれの国の言葉に訳されて出版されていますが、どのようなタイトルで店頭に並んでいるのでしょうか。書店の洋書コーナーに行って調べてみました。


 “kiki's delivery service”

 ジブリ作品で「キキ」が出てくる物語といえば…『魔女の宅急便』です。英語にすると「キキの郵便屋さん」という意味ですが、デリバリーサービスとカタカナに直すと出前みたいな感じになりますね…。


 “KODOCHA”

 「こどちゃ」。聞き覚えがありませんか? 日本語タイトルの略がそのままつけられてしまっています。そう、これは『こどものおもちゃ』(小花美穂/作、集英社/刊)の英語版タイトルなんです。略語も海を渡るんですね。


 “Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms”

 こちらは2003年に刊行され、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したこうの史代作『夕凪の町 桜の国』(双葉社/刊)です。そのまま直訳ですね。夕凪とは、夕方に風の向きが変わる際に起こる無風状態を指す言葉で、Calmとは「静かな」「無風の」といった意味があります。


 また、英語のタイトルがつけられているマンガはそのままタイトルがつけられているようで、例えば“One Piece”(『ワンピース』)、“Hunter × Hunter”(『ハンター×ハンター』)などはそのまま通っています。

 さて冒頭の“Case Closed”、分かりましたか? 答えは『名探偵コナン』(青山剛昌/作、小学館/刊)です。一件落着。
 英文で書かれたマンガはそれだけで語学の勉強になるはず。是非、洋書コーナーに足を運んでみてはいかがでしょう。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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