薬局で売っている○○○が中国人観光客に大人気?

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 中国という国にどのようなイメージを持っているだろうか。
 ものすごく経済成長しているが格差もすごく、すぐ他国の技術を模倣し・・・といったことが思い浮かぶけれど、実際の内情ってどうなっているんだ!?

 中国市場に特化した調査・研究機関のサーチナ総合研究所によって執筆された新書『知らないではすまない中国の大問題』(アスキー・メディアワークス/刊)は、中国の問題点を全面に打ち出し、中国の今の実態を解き明かそうとする。

 近年、中国からの観光客が増加していることはもうご存知の通りだろう。新宿や銀座、秋葉原なんかを歩いていると中国人観光客を乗せた観光バスが幾台も行き交う。
 そんな観光客が集まる場が家電量販店や高級ブランド店だが、その中でも人気なのが、「資生堂の化粧品」であるという。安くて品質が良く、実用的であることから中国人女性に人気のようだ。また、日本では化粧品が薬局ですぐに買えてしまうのも驚きのポイントの1つであるとしている。

 しかし、「安い」というコメントが出ても、中国人にとって外国製の化粧品は高級品であり、所得の高い人でなければ手が届かないシロモノ。資生堂の化粧品の利用者は所得上位の5%ほどであり、6億人いる中国人女性の95%に当たる5億7000万人の女性は買うことえない人々となる。
 このようなところから、中国の「格差社会」が浮き彫りになる。

 中国は日本の隣国。21世紀は中国の世紀であるといわれるように、これから世界においてますます存在感を増すだろう。
 本書では経済やIT、さらにはあの“パクリ問題”まで切り込む。その驚くべき実情を日本人としてどう受け取るか。是非読んでみて欲しい。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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