インテルの優勝に終わった13日のTIMカップ。ジョゼ・モウリーニョ監督、あるいはFWマリオ・バロテッリがいなくても、またもベストになったのはインテルだった。ラファエル・ベニテス監督は笑っている。同監督は次のようなコメントを残した。

「我々のチームは強い。クオリティーがあり、1年を通じてこのレベルのプレーができる。大事なのはメンタリティーで、我々には2、3の重要なことがある。それはサポーター、選手、そしてクラブだ。繰り返すが、我々のチームは強い。バロテッリ? 素晴らしい選手で、すべての試合に出ることを望んでいた。だが、インテルでそれは難しいことだ。彼の選択は尊重するよ。幸運を祈る」

ユヴェントスのデルネーリ監督はコンディションの問題を話していたが、同じことはミランのアッレグリ監督にも言えることだ。同監督は次のように話している。

「我々はお互いを知り、コンディションや戦術を良くしていかなければいけない。8月末までそれをやっていく。そこからは、勝ち点3が懸かってくるからね。チームはかなりのトレーニングをしたし、試合勘をつかむために役立つよ。一部の選手たちは、実戦での時間数を増やすために起用した。例えばロナウジーニョだ。彼はスタートが遅れたが、素晴らしいクオリティーを持っている。彼がコンディションを身につけられるように、私は彼を使いたかったんだ」

なお、アッレグリ監督はライバルたちについて、「ユーヴェ、インテル、ミランがローマと一緒にタイトルを争うだろう。だが、倒さなければいけない相手は、まだインテルだね」と続けている。