インテルFWマリオ・バロテッリのマンチェスター・シティ移籍が13日に正式発表された。同日にイングランドへ渡り、メディカルチェックを受けた同選手は、年俸350万ユーロ(約3億8000万円)の5年契約をマンCと結んでいる。一方、インテルへの移籍金は2800万ユーロ(約30億8000万円)。バロテッリは自らのサイト上で、イタリアに別れのあいさつを告げている。これから始まる冒険への興奮だけでなく、何よりも望んでいたことを手にできなかったことへの無念さが述べられた。

「オレは今、新しい冒険を始めようとしている。インテルとイタリアを離れるのは残念に思っているよ。自分の国でプロとしての成長を続けたいと望んでいたからね。オレはこれから、出場機会を得たいと思うところへ行く。オレにとって重要なことだからだ。オレはプレーし、間違い、学んで、さらにプレーすることを必要としている。そして、より落ち着いた環境が必要なんだ」

「オレは難しい1年を過ごした。自分の間違いは認めたよ。ただ、自分が何度もプレッシャーや批判の中心にいたと思っている。それらに怒ったこともあった。今はただ、新しいチームとプレミアリーグでうまくやることだけを考えている。全力を尽くしたいね!」

「すごく我慢し、愛情を持って、素晴らしいときも難しいときもそばにいてくれる家族に感謝している。そして、たくさんの勝利を分かち合ったモラッティ会長やチーム、オレを支えてくれたサポーター、周囲の人や友人たちに感謝しているよ」