ワールドカップ、あの試合をふり返って徹底討議

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 「岡田監督を男にしたい」
 これは、今年開催されたワールドカップ南アフリカ大会の時に選手たちの間から出た言葉だ。

 本大会前の不甲斐ない試合内容・結果のため、これまでにないものすごいバッシングをマスコミ、国民から浴びたサッカー日本代表。その一番の矢面に立ったのが岡田武史前監督だった。
 そんな中、選手たちから出たのが冒頭の言葉だ。そして、いざ終わってみれば決勝トーナメント進出のベスト16。賞賛に値する素晴らしい内容と結果を残し、日本国民に夢と感動を与えてくれた。手のひらを返すように岡田監督は絶賛され、何人ものヒーローが生まれた。

 ワールドカップ前、あれだけバッシングされた日本代表が、なぜワールドカップで勝てたのか。
 『日本代表はなぜ世界で勝てたのか』(アスキー・メディアワークス/刊)で、プロサッカーコーチの湯浅健二氏とサッカージャーナリストの後藤健生氏の2人が徹底討議する。

 本田選手や松井選手、阿部選手などが、具体的にどういう活躍をしたのか?
 イングランドやフランスなど、なぜ強国たちは散っていったのか?
 例えば、準々決勝でドイツはアルゼンチンに4−0で大勝したが、その差は「守備」にあったというのが2人の共通した見解だ。後藤氏は、アルゼンチンはもう少し守備を洗練しておけば…と指摘すれば、湯浅氏はドイツの攻撃はとてもロジカルな上に守備のバランスがよく、うまく攻撃につなげられたという。
 また、他にもボールや審判の誤審、大会運営にもふれ、南アフリカ大会がどういう大会だったのかを振り返っていく。

 これからの世界のサッカー、そして4年後のブラジル大会に向けて日本代表はまず何をすればいいのか。個人的には、日本代表にエースストライカーが現れることを願いたい。
(新刊JP編集部/田中裕規)


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