レアル・マドリーは10日、クラブの公式サイト上で、チェルシーからDFリカルド・カルバーリョを獲得したことを発表した。32歳の同選手は2004年にチェルシーへ加入。レアルとは2年契約を結ぶこととなる。

同日にはFIFA代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏が、イタリア『スカイ』のインタビューで、「レアルはR・カルバーリョを獲得するところだ。ジョゼ・モウリーニョ監督がよく知っている選手であり、もう若手ではないけれど、監督が彼の獲得を請け合ったんだよ」とコメント。さらに同氏は、レアルがユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニの獲得も目指していたことも明かしたが、「オファーはなく、関心を抱いただけだ」とつけ加えている。なお、ブロンゼッティ代理人はインテルDFマイコンのレアル移籍について、「それはすでに終わった話だと思う」と述べている。

なお、モウリーニョ監督はストライカーの獲得も望んでいると話しており、スペイン『マルカ』によると、アンデルレヒトFWロメル・ルカクに関心を抱いているようだ。コンゴにルーツを持つベルギー人の同選手は、現在17歳。ベルギリーグでは昨季19ゴールを挙げ、同リーグの歴代最年少得点王に輝いている。ルカクの移籍金は2000万ユーロ(約22億5000万円)前後のようだ。