お盆休みの3日間だけで日本史がマスターできる本

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 個人的に、日本史の面白さは「どうしてそうなったのか」という謎解き的な要素と、「もしそれらが起こらなければどうなったか」という“IF”の要素の2つに集約されると思う。
 「どうして鎌倉幕府は滅んだのか」「どうして織田信長は本能寺で明智光秀に攻められたのか」―それまでに至る過程を調べる中で、様々な要素が絡み合って歴史的事件が起こり、現在に至ることを知る。私たちが生きている「現在」はまさに様々な偶然が積み重なって存在するのであり、そのことを感じた瞬間に歴史が自分の中に重い意味としてのしかかってくる。

 と、堅苦しい話はともかく、日本史を知っておけば視野の広いビジネスマンになれるのは間違いない。しかしあの長々しい歴史を覚えるのはなかなかしんどいところだろう。

 ブックマン社から出版されている『超速!最新日本文化史の流れ』(竹内睦泰/著)は、受験勉強のテキストとしてだけでなく、社会人の日本史勉強に重宝する。特に“流れ”によってどのように日本の文化が変遷してきたのかを押さえられるので、スムーズに頭に入ってくる。
 また、本書のオーディオブック版(本の内容を音声で読み上げたもの)もオーディオブック配信サイト「FeBe」(http://www.febe.jp/)で発売しており、本を読むのが苦手ならオーディオブック版をお勧めしたい。お盆が3日間しか取れない忙しい人にもピッタリだ。

 教育分野では年号を暗記するよりも、なぜ歴史的事件が起こったかを押さえることが重要だという声もあがっている。確かにそれはそうだが、それを考える手がかりとして、「いつどこで何が起こったのか」を知る必要があるのではないか。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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