「インテルは偉大な選手たちがいる偉大なクラブだ。1シーズンで3つのタイトルを獲得するのは、簡単なことじゃない」

南アフリカ・ワールドカップでウルグアイ代表をけん引したアトレティコ・マドリーFWディエゴ・フォルランが、インテルからの関心についての質問に対し、このように答えている。

「噂でしかないよ。これまで僕はバカンスにいたんだけど、何も(噂に関する)記事は見ていないんだ。(インテルのマッシモ・)モラッティ会長が僕のことを欲しがっている? ハイレベルなプレーができるのは夢だろうけど、これまでに具体的なことは何もなかったんだ」

一方、インテルからマンチェスター・シティへの移籍が近づいているFWマリオ・バロテッリについて、元インテルで現在はマンCでプレーするMFパトリック・ヴィエラは、マンCの公式サイト上で次のように加入を歓迎している。

「マリオは本当に素晴らしい選手なんだ。彼の素晴らしいクオリティーに、僕はまったく疑いを持っていない。タレントのある若手で、素晴らしい未来が待っている選手だよ。ゴールを決めるのに5回もチャンスを必要としたりしないストライカーだ」

「バロテッリは少しクレイグ・ベラミーやカルロス・テベスのような選手だよ。こういう選手たちは気性が激しいけど、最も大切なのは、選手がクラブのために全力を尽くさなければいけないということなんだ。そして、バロテッリはそれをやる選手だよ」

そのバロテッリがインテルに残留するという可能性はあるのだろうか? 同選手の代理人であるミーノ・ライオラ氏は、イタリア『Calciomercato.it』に対し、「現時点でその可能性は排除する。交渉が進んでいるんだからね」と話している。

さらに、「すでに先日言ったように、私は(移籍に向けて)動いている。8月の終わりまで時間がある。両者が合意に至るまで、我々は働いていくよ」と語るライオラ代理人は、バロテッリ側が法外なサラリーを要求しているというタブロイド紙の報道について、「新聞はガラスを掃除するのに良いんだ。私はイギリスの新聞を車用に使っている」と一蹴している。