輪郭を書き、黒のサインペンで塗ると…

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夏になると、どこからともなく姿を表すゴキブリ…。真っ黒なボディーと、クネクネと動く触覚、そして想像以上の素早さと、繁殖能力の高さなど、考えただけでも鳥はだが立つという人は多いのではないだろうか。

そんな嫌われ者ゴキブリだが、最近韓国のブログ上では「ゴキブリ作り」が流行っている。

韓国のポータルサイト「ネイバー」や「ダウム」のブログ欄をのぞいてみると、「ゴキブリを作った〜！」「ゴキブリで遊ぶ」「ゴキブリ作りに挑戦！」というエントリーがあちらこちらに登場。作ったゴキブリを互いに自慢し、写真をたくさん掲載するなど、ブログ上は手作りゴキブリで大いに盛り上がっているようである。

この韓国のブログ上で流行っているゴキブリは、一体どういったものなのだろうか？流行のきっかけを作った某ブログを見てみると、ゴキブリの作り方が丁寧に掲載してあった。紙とハサミとサインペン（黒色、茶色）さえあれば、誰でも簡単に作れるものだという。

１．まず、紙にゴキブリの輪郭を描く。
２．画用紙をにゴキブリの輪郭を書き、サインペン（黒色）で適当に塗りつぶす。
３．サインペン（茶色）で塗りムラを消すように塗り、リアリティーを出す。
４．紙を裏返しにし、裏側をサインペン（黒色）で適当に塗る。
５．紙を表にし、ハサミでゴキブリの形に切る。（触覚や足を切らないように注意）
６．切り取ったゴキブリに、塗り残しがないかチェック。あれば、黒く塗る。
７．頭部を上向きにひと折り、少し下の部分を下にひと折りし立体感を出す。
８．さらに胴体部分の両側を内側に折り、全体的に丸い感じに立体感を出す。
９．足をちょっと折り曲げたら完成！

とても単純なものだが、ブログに掲載されている紙のゴキブリたちは、一瞬本物かと思ってしまうほど妙にリアル。韓国のブロガーたちは、この紙のゴキブリを冷蔵庫やテーブル、壁、テレビ、友達の頭、手の上などにくっ付けて遊んでいるようだ。

中にはパソコンでゴキブリの形を描いてプリントアウトし、それを加工するという発展系も登場。嫌われ者のゴキブリだが、こんな風に遊べば親しみが湧くかもしれない？


参照：ゴキブリ作り☆ - ネイバーブログ

（文：林由美）

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