海南省現代婦嬰医院は4日、巨乳症に悩む16歳少女の整形手術をおこなった。不必要な組織を摘出して、正常な大きさの乳房にする。

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 海南省現代婦嬰医院は4日、巨乳症に悩む16歳少女の整形手術をおこなった。不必要な組織を摘出して、正常な大きさの乳房にする。

 左乳房から1200グラム、右乳房から1250グラムと、合計2.5キログラムを摘出した。写真は手術前の様子。

 巨乳症に悩む少女を知った地元紙・海口晩報道が助けを呼びかける記事を掲載したことがきっかけで、現代婦嬰医院が無料での治療に応じた。

 中国の専門家によると「巨乳症」の主な判断基準は、乳房の発育と全身とのバランスが大きく崩れていること。巨乳症の場合、過度の生理的負担が生じるだけでなく、猫背など背骨などの異常や乳房下部の皮膚のトラブルが起こる場合がある。もともと西洋人に多く見られたが、東洋人にも増えはじめているという。

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◆解説◆ 巨乳症の原因としては、遺伝的要素も考えられる。東洋人で増えていることは、栄養状態の向上が関係しているとの指摘がある。

 一方で、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)やホルモンを投与しての乳牛飼育など、環境汚染や食の問題が関係しているとの考えを示す医学専門家もいる。(編集担当:如月隼人)



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