元ドイツ代表のスター選手、ローター・マテウス氏が難しい時期にいるようだ。4人目の妻の“浮気”が暴かれ、結婚とカメルーン代表監督就任の話がダメになってしまったのである。

2009年にマテウス氏とラスベガスで結婚したウクライナ人のリリアナさん(22)は、イタリアのサルデーニャ島で27歳のイタリア人男性マッテオ・バルド氏とともに、ヨットの上で寄りそう姿が写真に撮られた。マテウス氏にとっては最悪の写真だ。同氏はこの写真について、次のように話している。

「あの写真は顔面を殴られたようなものだ。見た瞬間に、信用できなくなったよ。私はピッチで常に戦ってきたが、この試合には敗れたんだ。こういう振る舞いをする女性とでは、未来は存在し得ない」

今回の一件はマテウス氏の母国ドイツだけではなく、カメルーンのメディアの注目も集めた。マテウス氏は同国代表指揮官の候補の一人とされていたが、この件で就任を諦めなければならなくなりそうだ。カメルーン代表指揮官の候補にはクラウス・トップメラー氏の名前が挙がっている。

マテウス氏はドイツ『ヴェルト』日曜版で、「残念ながら私はカメルーンの監督にならないだろう。私のことを強く望んでくれたポール・ビヤ大統領の夫人が、私の結婚の危機に関するニュースを知ったんだ」と話している。マテウス氏は15カ月前から実質的に無職だが、最近になってコメンテーターのオファーをいくつか受け取っているようだ。

マテウス氏とリリアナさんの“口論”は続いており、マテウス氏が『RTL』テレビで「彼女は次々にウソをついている」と語ったのに対し、リリアナさんは『ビルト』で「私は何よりも彼を愛したわ。今は自分が間違っていたことが分かって、残念に思っている」と話している。