がんばっても成果が出ないサラリーマンの生き方

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 少し前までカツマーブームに乗っかり、「努力して勝ち組になろう!」という機運が一部のサラリーマンたちの間に流れました。しかし、「勝ち」の裏には必ず「負け」があるもの。努力をしても結局ダメだったという声も多く聞こえてきました。

 いくら頑張っても、努力をしても成果は出ない。そんな壁の前で立ちつくす“凡才”サラリーマンたちはどうすればいいのでしょうか。“凡才の凡才による凡才のための人生浮上メソッド”を自称する『がんばっても成果は出ない』(別所諒/著、ユナイテッドブックス/刊)から、実力や能力が足りていなくてもサラリーマンとしてそれなりに評価をあげるためのメソッドを3つ紹介します。

▼エリートに嫉妬するな
 デキるサラリーマンは何でも兼ね揃えています。お金もあるし、モテる。もちろん能力もあり人望も高い。そんなエリートな同僚たちをどうしても嫉妬してしまいがちになりますが、嫉妬をしたとしても何も生まれはしません。
 そういうときは自分と比較してその差を僻みで昇華するのではなく、彼らとは違う生き方をしようと心がけるべきです。自分は自分であることを貫き、自分のすべきことをしっかりとこなしていきましょう。エリートといっても同僚。同じ土俵に立って潰しあうよりも、共存すること。そうすれば、お互い埋もれなくなります。

▼1位ではなく4位を目指せ
 「343の法則」をご存知ですか? 「343」で「さしみ」と呼ぶのですが、これは10人のグループを3分割にしたとき3人、4人、3人に分かれることを言います。トップ3人はそれぞれ金メダル、銀メダル、銅メダルとなるわけですが、トップを狙うとなると凄まじい努力に加えて才能、運まで味方につけないといけません。
 このとき一番いいポジションは4番目、つまり中間グループのトップです。もちろんメダルはもらえないため評価はガクンと落ちますが、この常にトップ集団を狙える地位で、この位置につけ実力をつけていくのです。

▼責任を他のところになすりつけるな
 物事が上手くいかなくなると、どうしても自分以外のものに責任をなすりつけてしまいたくなります。「会社がもっと良くなっていれば」「クライアントが無理を言うから」「社会のせいだ」という風に。
 しかし、それでは何も変わりません。会社に依存にして仕事している以上、会社に何も言うことはできません。解決できるのは自分のことしかないのです。変えられるのは自分と自分の未来だけ。会社のせいにする前に、自分は何が出来るのか考えましょう。

 勝ち組や負け組という言葉がありますが、結局他人と比較しただけで自分は変われるかと問われれば、本質的には何も変わりません。要は「自分自身が何をしたか」ということが重要になってきます。『がんばっても成果は出ない』はそのときの最初の一歩を踏み出す前に読んで欲しい一冊です。きっとモチベーションが上がりますよ。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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