「同意したよ。私としては、コヴェルチャーノのテクニカル部門のトップという役割を務める最大限の用意がある。だが今は、水曜の連盟会議を待たなければいけない」

元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏は2日、FIGC(イタリアサッカー連盟)のジャンカルロ・アベーテ会長と会談し、その終了後にこのように語った。

バッジョ氏はアベーテ会長、イタリア監督協会のレンツォ・ウリヴィエリ会長と、2時間に渡って会談。議題となったのは、アゼリオ・ヴィチーニ氏の後任として、連盟のテクニカル部門をバッジョ氏に託すかどうかだ。バッジョ氏は次のように続けている。

「とても大変な経験となるだろう。だが、面白い仕事になることを願っている。水曜にすべてがうまくいくことを願おうじゃないか。私の役割? テクニカル部門が携わらなければならないセクションはたくさんある。だが、少し時間が必要だし、いろいろなことを理解しなければいけない」

また、就任した場合の権限がどうなるかという点について、バッジョ氏は「まだ分からないよ。確実になるかどうか、水曜を待とう。それからだよ」と話すにとどまった。

ウリヴィエリ会長は会談後、「バッジョがテクニカル部門で務めるのは、能動的かつ有効な役割だ。イメージだけのためではないだろう」とコメント。「彼の仕事は大変なものになるだろう。テクニカル部門に関するすべてに対する権限を持つはずだ。だがもちろん、代表チームの運営に関して影響することはない」と続けている。

また、ヴィチーニ氏は「FIGCから発表は受けていない。だが、バッジョは素晴らしい名声のある人物だし、彼に期待した連盟はよくやったよ」と述べている。