インテルのマッシモ・モラッティ会長は30日、FWマリオ・バロテッリに関するマンチェスター・シティとの交渉を来週へと先送りにした。イタリア『スカイ・スポーツ』に対し、同会長は次のように話している。

「まだクラブとの合意がない。おそらく月曜、最終的な合意を目指して彼らと話すことになるだろう。週末に会談はないし、交渉が進むことはない。我々は最終的な合意に至ろうとしている」

一方、同会長はDFマイコンのレアル・マドリー移籍について、「私が直接交渉しているのではない。だが、純粋に財政的な話としては、何度も言われているように、レアルへ売却される可能性はある」とコメントしている。

また、バロテッリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、29日にマンC側との交渉がまとまらなかったことを受け、「マリオは合意に達することができるかどうか、心配している」とコメントした上で、「希望がある間は、人生はある」と続けている。

この数日間、バロテッリがどのように過ごしているか尋ねられると、ライオラ代理人は皮肉をこめて「息をしながら(過ごしている)。落ち着いているよ。だが、合意できるかどうかは心配している。19歳の若者なら当然だ。仕事をして、あとはうまくいくように願おう」と話した。