各業界のプロ:ヘッドハンターが選ぶ「下半期注目の企業・業界ランキング」
〜企業1位は楽天、業界1位は医療系とIT業界〜

ビズリーチ年収1000万円研究所では、年収1000万円以上のビジネスパーソンに対してさまざまなアンケートを取り、“年収1000万円を稼ぐビジネスパーソンの考え方”を調査しています。

今回は、年収1000万円のビジネスパーソンではなく、人材市場のプロフェッショナルであるヘッドハンターに、下半期注目の企業と業界をアンケートリサーチしました。注目の結果をご覧ください。


■昨年比で求人数が増えている業界を教えてください


■1位:医療・ヘルスケア・化学
1位に選ばれたのは、医療・ヘルスケア・化学業界。高齢化社会の進展と医療業界の進歩、主力薬の特許切れによる医薬品の一斉申請など、医療・介護・福祉・医薬品といった医療関係の業界にニーズが高まっているようです。

■2位:ソフトウェア・インターネット
同率1位だったのは、前年比成長率が著しいソフトウェア・インターネット業界。グーグルやフェイスブックなどの新興企業がグローバルレベルで展開し、今後も更なる成長が見込まれる業界なだけに、求人数も軒並み増加しているようです。

■3位:コンサルティング
3位は、不況のあおりを受けつつも今後更なる成長が見込まれるコンサルティング業界。経営が複雑・困難、またはグローバル展開が必要となる場合など、多くの企業が不況から脱却し、事業を拡大させるためには、コンサルティング会社が必要とされているという結果を表しているのかも知れません。


■今後成長が期待できそうな企業を教えてください


年収1000万円のビジネスパーソンが選んだ、就活生にお勧めしたい企業ランキングや、上半期注目企業ランキングでは選ばれなかった3社がトップにランクインする結果となりました。その注目の結果を考察してみます。

■1位:楽天株式会社 〜EC市場をリードするグローバル企業〜
2014年には、現在の約8兆円から12兆円へと大幅な規模拡大が予測されているEC市場において、常にトップを走り続けている楽天。中国の検索サービスでは圧倒的シェアを誇る百度と、インターネットショッピングモールを運営する合弁会社設立を決定、また社内公用語を英語にするなど、貪欲なグローバル展開を実現させている企業です。日本に新しい経済の流通を作った三木谷氏率いる同社に、今後も更なる期待が寄せられた結果と言えるでしょう。

■2位:グリー株式会社 〜勢いの止まらない成長企業〜
携帯ゲームでお馴染みの、ソーシャルネットワークサービスを運営するグリー。当時、楽天の社員だった田中氏が1人で開発・運営していたのが始まりで、 2004年の法人化以来、大幅に業績を上げている企業です。社員全員にiPadを支給や、平均年収が通信業界の平均額よりも高いこと、代表の田中氏が米紙「フォーブス」の世界長者番付に33歳という若さでランクインしたことや、2010年6月には上場市場をマザーズから東証1部に指定替えするなど、同社の勢いに注目が集まった結果と言えそうです。

■3位:アクセンチュア株式会社 〜外資系のトップコンサルティグ集団〜
コンサルティング市場で、日本最大規模を誇っているコンサルティングファームのアクセンチュア。世界各国に17万人もの従業員を抱える組織の日本法人です。ITコンサルティング事業を主軸に事業展開している同社の特徴は、米国本社の社風をそのまま取り入れた成果主義であること。数多くのIT起業家を輩出しており、今後の成長にも期待が寄せられた結果と言えるでしょう。


■景気回復に期待したい
ヘッドハンターは、さまざまな企業の経営者と意見を交わしているため、各業界の最新雇用状況を最も詳しく把握している、人材市場のプロフェッショナルと言える存在です。そんなプロの意見は信憑性が高いと言えるため、財務状況改善によるポジション数の増加や、グローバル展開による即戦力ニーズ、業界の急成長など、ランキング上位の業界を中心に求人数が増加していることが分かります。今回選ばれた、成長が期待されている企業の勢いに乗って、日本全体の景気回復に期待したいものです。(ビズリーチ年収1000万円研究所 所長 佐藤和男)

【アンケート実施概要】
・実施期間:2010年6月14日〜6月30日
・対象: ビズリーチに登録するヘッドハンター:298名



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