SMAPやラルク・アン・シエルのCDジャケットをはじめ、数々の商品のブランディングやロゴデザインを行ってきた佐藤可士和さん。そのクリエイティブな発想力を武器に、様々な広告の賞を受賞し、今や押しも押されもせぬ人気アートディレクターとして活躍している。また、2007年に出版された『佐藤可士和の超整理術』(日本経済新聞社/刊)も大ヒットとなっている。

 そんな佐藤可士和さんがオーディオブック配信サイト「FeBe」で配信中の対談コンテンツ「革命対談」に出演、自身のルーツを語っている。

 佐藤さんがデザインへの道を進もうと決めたのは高校の頃のこと。それまで絵は好きだったものの、デザインという道をシリアスに考えていなかったという佐藤さんだが、一生これでやっていこうと思った瞬間について次のように語っている。

 「高2の冬に美大専門の予備校の冬季講習会に行ったんです。はじめは親とも相談して2週間の冬季講習会をやってみてダメだと思ったら普通の大学に行く方向に戻ればいいっていう感じで、講習初日に行ったんですね。3時間くらいで石膏像を木炭で描くっていう授業だったんですけど、その3時間で雷に打たれたみたいに感激して」

 つまり、その3時間が佐藤さんの人生を決めたといっても過言ではない。事実、佐藤さんはその後にこのように話す。

 「(その3時間がなかったら今の道は)進んでないですね、そこで“こんなに楽しいことってあるんだ”って思って」

 人生には早かれ遅かれ、こうした「自分の人生を決める瞬間」がやってくるのかも知れない。
 佐藤さんは高校2年の冬の「3時間」を経て、「プロのクリエイター」になったという。もしまだ人生に悩んでいたり、将来に靄がかかっている人がいたら、もうすぐ佐藤さんのように覚醒した瞬間が訪れるかも知れないのだ。
(新刊JP編集部/金井元貴・山田洋介)

◇革命対談 佐藤可士和×上田渉「デザイン革命」の詳細は以下のURLより
http://www.febe.jp/special/revolution/index.html


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