アフリカ中央部にあるカメルーンでコレラが流行している。これまでに77人が死亡したとみられる。中国新聞社が27日付で報じた。

 コレラは6月初旬に同国北部で流行しはじめた。同国では2004年にもコレラが発生し、約100人が死亡した。今回の流行では、隣国のナイジェリアやチャドにも広まる可能性があるという。

**********

◆解説◆ カメルーンはアフリカ中央部で西海岸にも面している。国土の面積は47万5440平方キロメートルで日本の約1.26倍。人口は1890万人。主要な産業はコーヒー、ココア、綿花栽培の農業や林業。原油も産出する。外交面では中立路線を貫いてきたが、旧宗主国のフランスとの結びつきが強い。(編集担当:如月隼人)



■最新記事
中国西部でペスト、男性1人が死亡…マーモットから感染
手足口病で患者死亡が相次ぐ、感染者は前年比4割増―中国
<口蹄疫>中国も日本から関連品の輸入を禁止…ロシアも措置
韓国紙「口蹄疫は中国から持ち込まれた」…中国で猛反発
売春行為での「コンドーム使用率」年内目標82%―広東・東莞