【懐かしいゲーム特集】エレメカの歴史第6回「マイコンBASICマガジン」

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ゲーム情報誌の草分け現在、「週刊ファミ通」に代表されるゲーム情報誌は紙媒体、ネット媒体等多数出版されております。そんなゲーム情報誌の草分けとしてパソコン雑誌が出始めた時期、1982年に創刊された雑誌がありました。それが電波新聞社「マイコンBASICマガジン」です。今回はゲーム情報誌の歴史も踏まえて「マイコンBASICマガジン」をご紹介したいと思います。
メインはプログラム投稿コーナー!
※写真は「ファミリーベーシック」

「マイコンBASICマガジン」のメインコーナーは読者が当時の各種パソコンの自作プログラムを投稿するコーナーで、以前ご紹介した「ファミリーベーシック」その他の自作ゲーム等のプログラムを紹介していました。
ゲーム紹介・攻略系コーナー
※写真は「アニマルランド殺人事件」のゲーム画面
1983年ごろから市販のパソコンゲームやアーケードゲームの紹介記事や攻略記事も掲載するようになりました。特に電波新聞社のリリース作品(アーケードゲームのPC移植作品)について当時の同社の技術力の高さがうかがえます(特にナムコ(「ゼビウス」「ドルアーガの塔」「マッピー」等)作品の移植について高く評価されていました)。

その中でもゲーム紹介記事、特にアドベンチャーゲームの紹介・攻略記事を中心に執筆していた山下章氏等のライターがテレビのレギュラー番組を持つ等、ゲーム業界以外でも注目を集めていました。
残念ながら休刊ですが現在、「マイコンBASICマガジン」は2003年から休刊となっております。ですが、当雑誌の残した功績は決して小さいものではなく、多くのゲーム業界関係者を輩出し、また、ゲーム情報誌の基礎を作ったという点で評価されるべきだと思います。

※かくいう当サイト「日刊テラフォー」も「マイコンBASICマガジン」の影響を少なからず受けております。特にレトロゲーム関連の記事では「マイコンBASICマガジン」で紹介されてきた作品もいくつかあります。


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