“人との相性の良し悪し”は生まれたときに決まる?

写真拡大

 職場でチームを組んで仕事を進めないといけないとき、そのチーム内に“相性が悪い”人がいたりする。そうなると、色んな面でぶつかってしまい、仕事がなかなか進まなくなってしまう。そんな経験ないだろうか。

 また、職場に限らず、友人関係や恋愛、家族内でも、自然と相性の良し悪しが生まれていたりする。どうしてそんな風に相性の良し悪しが生まれるのだろう。

 2003年11月に刊行、今年6月にテレビ番組「エチカの鏡」(フジテレビ系)で取り上げられ反響を呼び、なんと出版から足掛け7年で初めて増刷となった『相性が悪い!』(島田裕巳/著、新潮社/刊)。本書は、どうして人と人の間に「相性」が存在するのかを、その人の「生まれ順」の特質から紐解いていく新書本だ。

 例えば、これまで名を残してきたスポーツ選手には末っ子が多い傾向があるという。野球でいうならメジャーリーグで活躍するイチロー選手もそうだし、王貞治氏や長嶋茂雄氏も末っ子だ。
 その理由について島田氏は、末っ子は思い通りにいかないと気が済まないため、妥協をしなくなる。その姿勢がスポーツ選手の粘り強さにつながっていると分析する。また、末っ子はおもちゃや洋服などで兄姉のお下がりを使わされるため、自分が何かを買ってもらうということが少なくなる。そういうところから我慢強さを身につけざるを得なくなるという。

 本書ではこのように「生まれ順」から相手の特性を知り、それを元に「相性」の良し悪しを考えていく試みがなされている。
 つまり、「生まれ順」が相性に影響を及ぼすのであれば、私たちが生まれてきたその瞬間に「相性」はある程度決まるということになるのだ。

 もちろん、本書に書かれている分析結果が全て正しいということはないだろう。しかし、長男や長女と聞くと「しっかりしている」というイメージが自然に沸いてしまうように、そういった「傾向」が存在するのは頷ける。

 もし相性が悪い人と何か一緒に事を進めなくていけないときも、その相性の悪さを乗り越えていける克服方法があるはず。それにはまず相手のことを知ることが大事だ。そんなとき、本書のことを思い出してみて欲しい。
(新刊JP編集部/金井元貴)


【関連記事】  元記事はこちら
各分野で活躍する広告プランナー、お笑い芸人、社長が導かれた“適職”とは?
超内向型の営業マンがとっておきの営業テクを伝授
人間を分ける4つのタイプとは?

【新刊JP注目コンテンツ】
怖くなってしまいそうなくらいよく当たる相性診断本(新刊ラジオ 第1035回)
SMタイプ診断無料で出来ます