リクルートが四半期ごとに実施している「転職者の動向・意識調査」で、2010年1月〜3月期における転職者の平均転職活動期間が調査開始以来で最も長い5.5カ月となったことがわかった。平均応募社数も過去最多の21.3社となっている。

 調査によると、年齢が上がるごとに転職活動期間が長くなる傾向で、転職活動期間が6カ月以上の割合を年齢別に見ると、24歳以下27.2%、25〜29歳33.6%、30〜34歳40.7%、35〜39歳41.9%、40〜44歳42.0%、45歳以上45.5%となっている。

 平均応募社数は調査開始以来、最多の21.3社。応募社数が30社以上の割合を年齢別に見ると、24歳以下19.6%、25〜29歳 24.8%、30〜34歳25.2%、35〜39歳25.7%、40〜44歳25.7%、45歳以上35.0%で、45歳以上では50社以上応募した割合が2割を超えている。

 退職の理由(複数回答)を聞いたところ、「会社の将来性や方向性への不安」が最多で45.1%。すべての年齢層で最も多い転職理由となっている。また、「会社倒産、人員整理・解雇」を転職理由とする回答が、35歳以上では3割、40歳以上では4割に超えている。

 20歳代では「勤務条件への不満」「職場の人間関係への不満」「精神的にきつい仕事だから」「肉体的にきつい仕事だから」と回答した割合が他の年齢層に比べて多い。

 調査は、同社が運営する転職サイト「リクナビNEXT」退会者2万6626人に、2010年1月4日〜3月31日の期間、アンケートを実施した。回答を得た1万6340人のうち転職が決まった2669人の情報を抽出・集計し、取りまとめたもの。

中途採用予定は3社に1社、5000人以上企業は5割超も慎重姿勢続く
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人材採用担当者の2010年の目標は「質の高い採用」と「リーダー育成」

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