【3Dテレビ検証】プレイステーション3の3D対応ゲームソフト4本レビュー

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今まで当編集部は、『ブラビアの「2D→3D変換機能」でテレビゲームをやってみた』や『シミュレーテッド3Dによる立体表現はFF13に不向き』などの記事で3Dテレビとゲームに関して検証をしてきた。SONYのブラビアに搭載されているシミュレーテッド3D機能(2Dを3Dに変換する機能)を使用して、ゲームの立体映像の検証をしてきたのである。

しかし、シミュレーテッド3D機能はもともと2Dの映像を3Dに変換しているものであり、ゲームを立体的にすることができるといっても3D向けに作られたゲームではない。そのため、立体的にならないゲームもあれば、立体のクオリティが低いゲームも多くあった(それでもけっこう立体的には見えたが)。

今回は、完全に3D向けに作られた3Dゲームを3Dテレビでプレイしてみる事にした。使用した3DテレビはSONYのブラビア『60LX900』で、ゲーム機はプレイステーション3。今回レビューする3Dゲームソフトは『Mr.PAIN』と『STAR STRIKE HD』、『WipEout HD』、そして『MotorStorm2 体験版』の4本だ。立体率は5段階評価をしており、★(星)マークが多いほど立体的に見えるゲームである。

タイトル:Mr.PAIN
ハード:プレイステーション3  立体率:★★★
ゴムの反動で自分自身をふっ飛ばし、街中の障害物にぶつけて遊ぶゲーム。2Dバージョンでもそこそこ街中が立体的に見えるが、3Dでプレイをすると今まで体験した事がない奥行きを体験できる。迫力がある立体映像ではないが、障害物が立体的に見えるので遊んでいて新鮮な感覚に陥る。非常に面白い。

タイトル:STAR STRIKE HD
ハード:プレイステーション3  立体率:★★★★★
隕石や敵が迫ってくるなか、ミサイルを撃って破壊したり、アイテムをゲットして強力な武器を手に入れたりするシンプルなゲーム。しかし、これほど3Dにマッチしたゲームはない! と思ってしまうほどダイナミックで立体的な映像が楽しめる。星が迫ってくる様子、惑星の大気圏を移動している様子、巨大な隕石の圧倒的な存在感、すべてが3Dの賜物といえるくらい迫力と驚きの内容となっている。2010年7月22日現在、最高の立体映像を楽しめる3Dゲームソフトといえる。素晴らしい!

タイトル:WipEout HD
ハード:プレイステーション3  立体率:★★
近未来のカーレースをモチーフにつくられたレースゲーム。タイトルやオプション画面などは非常に立体的に見えるが、レース中の立体レベルが低いように思えた。レース中こそ立体的な映像で遊びたいのだが、なぜか迫力に欠ける。ゲームキャラクターの配色や3D強度の設定があまりよくないのかもしれない。ちょっと残念である。

タイトル:MotorStorm2 体験版
ハード:プレイステーション3  立体率:★★★★
ビーチを疾走するバギーのカーレースゲーム。SONYのショールームで3Dゲームとして紹介されていたゲームだけに、とてもよく立体的に見える。特にプレイヤーが運転するバギーがブワッと浮かんでリアルに見えるのはすごい。また、障害物にぶつかったりバランスを崩して転倒したときなどは顕著に立体に見え、非常に面白い。オススメのゲームといえるが、1時間くらい遊んでいるとやや目が疲れる。

……ということで、いまのところ最強の3Dゲームは『STAR STRIKE HD』ということになった。これはゲームメーカーに対する要望になるが、『STAR STRIKE HD』の立体技術をもっと迫力のあるシューティングゲームなどに使えば、革命的な3Dゲームを作る事ができると思う。ゲーム本編ではないが、ハイスコア画面の星が迫りくる立体映像は、心が魅了されるほど素晴らしいものである。

Screenshot from jp.playstation.com.
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