秋山成勲にとって、マイケル・ビスピンは2月の豪州大会で戦う予定だったヴァンダレイ・シウバ戦を奪われた因縁の相手でもある

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UFCのイベント開催ラッシュが続く。19日(月・現地時間)に9月25日(土・同)のインディアナ州大会UFC119「MIR vs NOGUEIRA 2」の正式発表に引き続き、20日(火・同)は、10月16日(土・同)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC120がオフィシャルアナウンスされた。

メインはマイケル・ビスピン×秋山成勲のミドル級戦だ。TUFシーズン3の優勝以来、英国ナンバーワンUFCファイターの地位にあるビスピンが2月のヴァンダレイ・シウバ戦の敗退、そして5月のダン・ミラー戦での復活に続き、母国凱旋となる。

豪州、ラスベガス、そして英国と、まさに国際的な活躍をするビスピン。ズッファの評価の高さがうかがえる起用方法といえるだろう。一方、7月3日 UFC116でヴァンダレイ・シウバとの対戦を逸し、代役クリス・レーベンに敗北を喫した秋山。前回の敗戦を払拭したい気持ちで、3カ月のインターバルを経て次戦に臨む形となるが、生易しい相手にはならないだろう。

20日に発表されたメイン3試合はいずれも英国勢が、片方のコーナーに振り分けられており、UFC120は著しく力をつけている同国のファイターが世界と戦う、さしずめ「英国×ワールド」的なイベントになるようだ。

そのロンドン大会出場がいち早く発表された英国人ファイターはウェルター級の2選手。ノッティンガム出身、英国MMA界のロビン・フットことアウトロー、ダン・ハーディが、3月の世界奪取失敗以来のファイトを母国で迎える。

ハーディがホームで迎え撃つ相手はカーロス・コンディット。元WEC世界ウェルター級王者のコンディットは、昨年4月のUFCデビュー戦で思わぬ躓きを見せたが、その後はジェイク・エレンバーガー、そしてローリー・マクドナルドとの逆転劇で、再び頭角を表している。打撃+ガードファイターの印象が強い両者の対戦だ。

UFC114でディエゴ・サンチェスを破るアップセットを見せた22歳の新鋭ジョン・ハザウェイ、イングランドのシーサイドリゾート=ブライトン出身で、現在はロンドンシュートファイターズに所属するハザウェイは、キャリア14連勝中で無敗の快進撃を続けている。

その多くが英国、あるいは欧州勢との試合になり、対戦相手のマイク・パイルが持つ経験値とは比較しようがない――と以前なら思われてもしょうがなかったが、サンチェスを破ったハザウェイの力を疑う者はよもや存在しないだろう。MMAのためのボクシング、柔術、レスリングを学んできた生粋のMMAファイター、その長いリーチから繰り出させるエルボー+パウンドはパイルにとっても脅威となるに違いない。

その一方で、ホイスに影響を受け、身を守る術として柔術を始めたパイルが、そのダメージを最小限に収め、一瞬の隙をついて関節を極めることも十分に考えられる。ハザウェイ×パイル、手の合うスリリングな一戦となりそうだ。
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