平安時代、小野篁があの世に通うために使ったと言われている“冥土通いの井戸”。

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1200年以上もの歴史を誇る街・京都。この日本随一の古都に、怪奇スポットや妖怪の伝説が数多く存在していることは、実はあまり知られていない。そこで、夏の暑さも吹き飛ばす、京都の「魔界」パワースポットを解説しよう!

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■気づいたらあの世!? あの世とこの世をつなぐ井戸の伝説

あの世とこの世をつなぐ“境目”と言われているのが、観光スポットとして有名な清水寺や地主神社への参拝者が大勢通る東大路松原周辺。昔は京都三大葬地の1つ“鳥辺野”と呼ばれていて、なんでも「死後も子供を育てるために、アメを買いに来た幽霊がいた」という有名な話が残されているという。また、ここから歩いてすぐの六道珍皇寺(東山区)には、平安時代の小野篁(たかむら)が祀られており、この人物は、昼は朝廷に出仕、夜は地獄の閻魔大王の右腕として働いていたというから驚き! さらに、境内には地獄との行き来に使われた“冥土通いの井戸”が残されており、地元の人の間ではご先祖様の霊が通るという噂も…。

■奇妙な泣き声が夜な夜な響く“鵺池(ぬえいけ)”

頭はサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビという何とも奇妙な妖怪、鵺(ぬえ)。夜中に「ヒューヒュー」と恐ろしげな声で鳴き、その鳴き声を聞くと不吉なことが起こる」と言われている。「平家物語」によると、近衛天皇がこの声に悩まされて病気になり、それを退治したのが弓の名人・源頼政(よりまさ)。頼政の矢が刺さった鵺は、世にも恐ろしい声を発したそうだ…。その鵺を退治した矢じりを洗った池が、二条公園(上京区)の中に“鵺池”として現在も残されている。

■悪縁を絶つ“安井金比羅宮”

崇徳(すとく)上皇を祀っているという、安井金比羅宮(東山区)は縁切りスポットとして有名な神社。境内の中央には、“縁切り縁結び碑”があり、人々の念がこもった形代がたくさん貼られている。なんでも、上皇が讃岐へ配流される前に、香川の金比羅宮に欲を断ち切って篭ったという故事にならって、現在では縁切りスポットとして有名になっているそうだ。そんな形代をちらりと見ると、「彼が奥さんと別れますように」なんていう怖いものも…!

まだまだ京都には、身の毛もよだつ「魔界」パワー伝説が多数残されている。夏の京都へ足を運んで、そんな伝説が残る現場をこの目で確かめてみるものおもしろいかも! 【詳細は、7月6日発売号の関西ウォーカーに掲載】

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