新シーズンからレアル・マドリーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督によると、昨シーズンに彼が指揮したインテルは、「ファンタスティックなグループだった。人間的な側面からもね。だが、最強のチームではなかった。だからこそ、2倍の仕事をしなければならなかった」という。

ポルトガル『TVI』のインタビューの中で、モウリーニョ監督はこのように古巣インテルについて話している。

「いくつかのタイトルを獲得した経験を持つ選手たちがいたのに、彼らの一部はチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8にも進めていなかった」

モウリーニョ監督のレアル・マドリーは、ブレーメンMFメスト・エジルに関心を寄せているクラブの一つと言われる。そのブレーメンは、エジルとの契約延長交渉を打ち切ったことを明らかにした。クラウス・アロフスSD(スポーツ・ディレクター)が、次のように話している。

「ワールドカップの序盤に合意に至ることを望んでいたが、我々は会談で解決策を見つけることができなかった。我々は良い道にいて、自分たちなりのアイディアを持っていたんだが、その道のりが完成することはなかった」

エジルとブレーメンの契約は2011年までとなっている。そのため、契約延長に失敗したぶれーめんは、ビッグオファーが届けばエジルを売却しなければいけなくなるだろう。レアルはエジル獲得に1600万ユーロ(約17億9000万円)のオファーを準備していると見られる。